2016-01-01から1年間の記事一覧

ベックさんの言葉(2)

◆人は病では死なない。主の時になれば主が迎えに来てくださる。そして、主の時は最善の時。 これで、一体、どれほどの人が救われただろう。ベックさんは死期の迫った人を見舞うことも多かった。 「死を待つ」人達にかけられる、これは最高の言葉ではないだろ…

ベックさんの言葉(1)

私が集うキリスト集会の責任者、ゴッドホルド・ベック氏が8月に亡くなられた。 業界用語では「召された」(「天に召された」の意か)と言う。 ] ドイツから日本へ来られて60年以上。氏が立ち上げたキリスト集会であるから「責任者」というのもどうかと思うが…

神の摂理(2)

シクラメンを買おうとして困った。 色から花びらの形、大きさ…白い花びらに赤紫の縁取りがされていたり…どれもこれも美しく、デザイナーがいるとしか思えない。 神(自然)の摂理によって生まれたシクラメンに、品種改良など人の手を加えたものが次々誕生す…

神の摂理(1)

秋の初め、知り合いから庭でとれたという梨をいただいた。 梨なんて、水っぽい果物だと思っていたが、しみじみとした甘さが口の中に広がり、まさに水菓子(=果物)その優しい甘さは夏の疲れを癒してくれるようだった。 食欲の秋…も深まり、梨に柿、葡萄、蜜…

「神のことばは永遠に立つ」

「草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ」 (イザヤ書40−8) 去年の8月から、聖書を最初から毎日、1章ずつ読んでいる。わかってもわからなくても、とにかく読み進み、最近、上のみことばに出会った。感動して「みことばノート」に書…

ブログのタイトル変えました。

このブログを始めたのが2010年2月25日。 きっかけは…連載していた携帯小説「セレブ妻の冒険」でした。 少しでもアクセスが増えればと、宣伝のために始めたブログ。 「セレブ妻の冒険日記」 ちょっと読み返してみると…照れと緊張感が相まって、なかなかに初々…

私が熱を出す

翌週から娘Bは元気に登校している。子どもの発熱ネタも、おしまいだろう…と思っていたら、 姉のAが月曜夜から発熱。 Bと同じパターンである。 まぁ、こんなネタでいつまでも引きずりたくはないので省略するが、 翌日、クリニックで 「(担任に言われ)イ…

子どもが熱を出す(2)

風邪で医者にかかる…というのを経験したのは、生まれて初めてだと思う。 自分は無論、子どもについても。 それも…一週間のうちに通算3回。どうや、まいったか!!!(^^)/ …ちゃうちゃう。 なんか…人並な経験をしたような、妙な納得感があった。 こういうも…

子どもが熱を出す(1)

双子の妹Bの方が、一昨日の朝は「喉が痛い」と頻りに言いながら、喉飴もって登校した。 中間試験初日である。 娘達の中学は、遅刻すると試験を受けられないので、 「無事に試験を終えられますように」と祈っていた。(遅刻多し) 娘達は2人で帰宅して昼食…

健康診断(3)

医師から処方された高血圧の薬を飲み出して3週間。毎朝、起きるとすぐに血圧を測るようになった。 「薬飲んでも急には下がらないよ」 とは医師から言われていた。 測定した血圧は付けておくように言われていて、それによると、 私は間違いなく高血圧症であっ…

健康診断(2)

そして数日後、私は血液検査の結果を聞きに、再び来院した。 尿検査やレントゲンと違い、血液検査の結果だけは後日、と言われていたのである。 で、 血液検査…異常なし。 当然でしょ。 だって、献血でこれまで異常なかったし。 そして、血圧計出されて血圧測…

健康診断(1)

7月のブログ、「心の準備」(1)(2)で健康診断、及び、ガン検診を受ける覚悟を書いた。知り合いが自覚症状なく受けたガン検診でひっかかり、この秋、手術を受ける。幸い初期で、このことを通して生活が改善されたり、色々な恵みがあったと、その前向き…

主のご栄光(5)

私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。 見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。(コリント人への手紙Ⅱ) このみことばを読んで、父が、「そう思う」 と言った時は小躍りしたい心情だった。 世の中金…

主のご栄光(4)

私は4人兄弟の一人娘だったので、父からは甘やかされた。 東京の大学で一人暮らし。 「アルバイトさせるために東京へやったんと違う!」 とバイトも禁止された。 休みに帰省する度、父のテリトリーである大阪心斎橋で買い物をした。安物嫌いの父。かと言っ…

主のご栄光(3)

見舞った父は、ますます弱められていた。五月の連休に見舞った時も、父からはしゃべる気力もないようで、顔を見合わせたままの「お見合い」のようだったから、覚悟はしていた。 痛みからは守られ、つらそうな様子もなく、文句も言わないらしい。 それは感謝…

主のご栄光(2)

「信じる」とは、どういうことだろう、と思うことがある。私は「安心」なことより「不安」なことの方が遥かに多い。 いつも精神的に余裕がない。イエス様、イエス様…と毎日祈り、イエス様を信じているはずなのに、 信じているのに不安なのは、余裕がないのは…

主のご栄光(1)

娘達と2泊3日で北海道へ行って来た。せっかくの夏休み、子どもサービスである。 北海道の大自然に感動し、旭山動物園の…というようなことを書くつもりはない。元々引きこもり体質で旅行も好きではない。 旅行会社に行って、準備も色々あり…私にとっては大仕…

「祈りのちから」(2)

一見恵まれて、幸せそうに見えても内実はわからない。この映画の主人公、エリザベスの家庭も世間的には恵まれていたが、内実は崩壊寸前。 夫婦の関係は完全に冷め切っていた。 それが、エリザベスの「祈り」によって変えられていく。 クララから教えられた主…

「祈りのちから」(1)

映画館で映画を観ることのなくなった私だが、押し出されるように観ることになった映画、 「祈りのちから」 まず、知り合いの姉妹(=女性クリスチャン)から、いい映画らしいよ、とメールを受け取り、(一緒に行こうと誘うわけではない)礼拝に行ったら兄弟…

心の準備(2)

2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで死ぬらしい。 ガンと言うのは高齢化現象とは言っても、私も十分ガン年齢だし、ガンに苦しむ友人もいる。「ガン検診」は気にならなくもなかった。 しかし、「幸せはガンがくれた」という本を10年くらい前に読ん…

心の準備(1)

クリスチャンになって良かったことはいくらもあるが、その顕著なことのひとつに、 すべてを主イエスから受け取れる。 ということがある。 私の通う集会の宣教師はいつも、 「全部、イエス様のせいにすればいい」と言われる。 イエス様を信頼してイエス様から…

「悲愁」(3)

午後遅く、やって来たアカデミー賞委員長、ヘンリー・フォンダ。 白いパンツスーツ、黒いつば広の帽子、黒いサングラスに白手袋のアントン(偽フェドーラ)。 「表彰式にエスコートしましょうか?」 と別荘内ではバンドー医師がソブリアンスキー伯爵夫人(真…

「悲愁」(2)

回想終わり、ファーストシーンの葬儀場。 葬儀を仕切るソブリアンスキー伯爵夫人。彼女が 「あなたのせいで彼女は列車に飛び込んだ」 とゲトワイラーに言えば、彼も 「自殺に追い込んだのはあなた達だ」 やり合う2人。 「あなたは目も見えない馬鹿者よ」 と…

「悲愁」(1)

原題「FEDORA」、1979年、米、仏、西独製作。脚本・監督はビリー・ワイルダー。 「フェドーラ!」 女の叫び声。 一人の女が走って来た列車に飛び込む。 死んだ女は若くして引退した伝説のハリウッド女優、フェドーラ(マルト・ケラー)。 「ボバリー夫人」「…

死の問題の解決(6)

「しかし主は、『わたしの恵みはあなたに十分である。というのは、わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである』と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。ですから、私は、キリ…

死の問題の解決(5)

「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない」(伝道者の書3-11) イエス様(聖書)と出会って6年目。最初の礼拝所に1年、そ…

死の問題の解決(4)

「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある」 (伝道者の書3章1節)振り返ってみれば、近所の礼拝に通い出したのと、仕事場を借りて生活始めたのと、ブログを始めた時期が… 殆ど同時期に起きた。前触れもなく、10日間くらいの…

死の問題の解決(3)

「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです」(ヨハネの福音書16章16節)「事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵によるのです」 (コリント人への手紙Ⅰ1章21節) …

死の問題の解決(2)

「豊かな老後」という言葉があった。 それは、縁側でおじいさんとおばあさんがお茶を飲みながら、日向ぼっこしているような光景がイメージ映像としてあった。猫が傍らで寝ているような。 人生の現役を走り終えて、あくせくした追われるような毎日から解放さ…

死の問題の解決(1)

もう20年ほど前のことだ。どうして鮮明に記憶に残り、また、しばしば思い出すのかわからない。 駅前で見かけた光景だ。70年配のおばあさんが手押し車を引きながら駅前を歩いていた。 本屋の前を通った時、(私は本屋にいたのだろう)知り合いに会ったの…