つれづれ

Carvesに通う(2)

連日、Curvesに通っている。 「女性だけの30分健康体操」 という看板が外にかかっているのだが。 もはや平成が終わるというのに、 まるで昭和のセンスである。 それも地方の。 これは、一体、何なのだろう、と思う。「健康体操」 などと言われれば、みんな…

Carvesに通う(1)

冷静になると不思議である。 まさか…私が…あの、 Curvesに通っているなんて。 Curves あの、全国1600店舗とかいってる、駅前にある、 女性専科のフィットネスクラブである。 年末、関西の実家に帰ったら、駅前にあった。 一都一道二府四十三県し…

スマホ突然死

ブログ読者の皆様 遅くなりましたが、 新年明けましておめでとうございます。2010年にスタートしたブログ、9年目に突入です。 更新が間遠になり(と去年も謝っていましたが)、 実に20日ぶりの更新…。 申し訳ありません。本年もどうか、よろしくお願い致しま…

「能面女子の花子さん」

能面 多くは無表情の代名詞とされるが 能舞台では人の多種多様な感情を表現し 人々を魅了してやまない こんなイントロで、『能面女子の花子さん』(第一巻)は始まる。 高校の入学式、名前を呼ばれて新入生代表として壇上に上がる泉花子は…能面をつけている…

警察を呼ぶ(3)

この時の、夜、10時33分に帰宅した娘Bの顔を、何と表現したらいいのだろう。 逆に、一体私は、娘Bがどのような様子で戻ってくるの想定していたのだろう? それはつまり…どうして帰宅がこんな時刻になったのかによる。春頃に聞いた話だが、知り合いの娘(高2…

警察を呼ぶ(2)

22時になっても娘Bが帰宅せず、110番にダイアルした。 ワンコールも置かず、 「事件ですか!?」 強盗にあったわけでも死体が転がってるわけでもない。 こんなことで電話してはまずかったのだろうか?と一瞬思う。 「娘が帰宅しないんです」 言うしかないの…

警察を呼ぶ(1)

娘が帰って来ない。 別に、家出したとか、飛び出した…わけではない。 朝、弁当持たせて高校へ送り出した娘Bが、帰宅しないのである。 正確に言えば、娘Bの高校は前期・後期の二期制で、今、前期が終わって秋休みなのである。 一応、学校は休みだが、高校自体…

桂先生の誕生会(2)

映画監督の鈴木則文がクリスチャンであるかないか…2014年、監督の訃報欄に教会で葬儀をあげたとあって、それから私はずっと気になっていた。 桂先生にもお尋ねした。先生も、 「あんなとんでもない映画、撮っててねぇ」 この場合のとんでもない映画とは、「…

桂先生の誕生会(1)

去る9月2日、東横線学芸大学駅にある店で、桂先生の誕生会が開かれた。 先生宅に出入りする内々だけの祝いである。 先生宅でDVD上映会やったり、先生にシナリオ読んでもらったり…する面々が集まった。 桂千穂先生……今年8月27日で89歳になられた。 私…

追悼 桂歌丸(4)

死因となった『慢性閉塞性肺疾患』 は主にタバコが原因の別名タバコ病と呼ばれているらしい。 喫煙や受動喫煙によって発病する病気で、世界では年間300万人が『慢性閉塞性肺疾患』で死亡しているそうで世界における死因の6%を占めているという。 歌丸師匠自…

追悼 桂歌丸(3)

2016年、「笑点」司会者を勇退した理由として、師匠は、 「体力の限界。これ以上スタッフや仲間にご迷惑をかけられない」と、自らの体調によるものであると語った。 「79年の人生で、大変多くの病気を患ってきました。ヘルニア、胆のう摘出、肺気腫……。2000…

追悼 桂歌丸(2)

1966年にスタートした「笑点」。 この番組名は立川談志が、三浦綾子原作の小説「氷点」(朝日新聞連載1964〜1965年)をもじって命名したらしい。 「氷点」は人間の原罪というテーマを扱って、何度も映像化されている。それをお笑い番組名にするというの…

追悼 桂歌丸(1)

11日、歌丸師匠の告別式が行われた妙蓮寺は、東横線「妙蓮寺」駅踏切の正面にある。 横浜駅に近い、各駅停車しか止まらない小さな駅である。 が、その日は警備員が踏切で交通整理などして物々しい。 境内に入ると、ファンの献花台が設けられ、行列に並ぶ。白…

病院巡り(3)

毎週、口腔外科に通院しながら、色んなことを学習した。 (大きな病院なのに)待ち時間が短い。 内科や外科に比べ、「口腔外科」というのは、患者が少ないらしい。 骨というのは、骨折して1ヶ月が大事。 口が開かず、ミニトマトを歯と歯の間に押し込むのがや…

病院巡り(2)

「大きな病院行った方がいいかもしれない」 と信頼する主治医から言われたのだが、 大きな病院→混む は避けたい。 既に金曜の午後遅かった。娘達が世話になっている星川耳鼻咽喉科に紹介状を書いてもらい、レントゲン結果をもって向かう。 そこで… 星川医師…

病院巡り(1)

風邪ひかなくて、頭痛や腰痛もなく…最後に入院したのは、15年前、双子出産のための管理入院だった。 最後に手術したのは、双子主産のための帝王切開で… 思えば、入院、手術というのを経験したのは… 出産が初めて……??? 一体、人生の中で「手術」も「入院」…

読者の皆様

大切な読者の皆様只でさえ間遠な更新が、いつにも増して間遠になっております。 色んなことが重なって、ちょっとお休みさせていただいておりますが、 来週には復帰の予定ですので、もうしばらくお待ちください。 申し訳ありません。 ちなみに、前回ブログで…

エトロを着る(2)

服というのは、思えば不思議だ。 勝負服。 という言葉が流行ったが、 確かに気分を作る。センスや好みも出るし、印象も違う。服が人をつくる。 部分もあるのではないか? 100万のシャネルスーツを通して色々考えさせられたわけである。 娘2人が高校生になる…

エトロを着る(1)

卒業式である。 来月には入学式である。 3年前の今頃も、 何を着て行くか でちょっと悩んだ。 そう…何故か7万円もって高島屋に走ったのである。 挙句… シャネルブティックでシャネルスーツを試着したのである。 スカート35万、ジャケット65万、なんと(吊る…

発表(2)

発表を待つまでの精神状態というのは、異常なものがある。 もたない。 と思う。 試験前は試験前で、体調管理で食事や風邪や腹痛…などに過敏になった。発表前というのは…なんかもう、蛇の生殺し というのだろうか…?発表前(現在)と発表後(未来) のバラン…

発表(1)

プライベートなことは、なるたけ書かないようにして来たのだが、次女の高校受験を通して、色々経験させられ、考えさせられ、感じさせられた。 記録として残しておきたい思いと、それを少しでもブログ読者の方々と共有したいと思い、更新している。 「合格発…

控室(2)

不思議である。 受験日の保護者控室、顔見知りならまだしも、名前も顔も知らない。 そんな母親2人が、自然な流れで会話し始めたのである。というより…彼女が別室受験する息子のことをつらつらと語り始めた。なんと、試験直前の連休(2月12日)いきなり高熱を…

控室(1)

受験当日。 食堂が保護者控室になっていた。 無事に娘を試験会場(受験校)に送り届け、娘は受験生の行列に並び誘導されてエレベーターに乗った。 いくらスットコドッコイの娘でも、ここまで来れば試験を受けられるだろう。 勿論、受験票は何度も確認した。…

前夜

「前夜」…何といかめしいタイトルであろう。 まるで、革命でも起こりそうである。 ただの、娘の高校受験で…。私は、 決して教育ママではないし、 娘が難関校を受験するわけでもない。滑り止めは受かったし、明日の第一志望の公立に例え、落ちたとしても… そ…

願書

29日、一週間前に公立中学の願書を出した。 前回のブログはそれを書こうとしたのだが、書いてるうちに「願書」手前で終わってしまった。 私にとっては特異な経験だったので、書き残しておきたい。 「願書出願」が1月29〜31日なので、何かあった場合対応出来…

受験

受験シーズンである。思えば3年前、双子の娘達は中学受験して同じ私立中学に通っているのだが、 今年、次女が高校受験することになった。 彼女の名誉のために言うと、 成績が不首尾で高等部に進級できなかったわけではない。 去年の春から進学塾に通い出し…

転倒(2)

夜、寒空の下、両手に荷物持ちながら手の甲で滲み出す血を拭いた。 鼻の下と左手の掌、右手の甲も痛い。足もすりむいたらしい。 痛み以上に、戸惑いと不安…30分のジョギングが一年も続くとは思っていなかった。主の導きと祝福なのだと思っていた。 なのに……

転倒(1)

「継続は力なり」というが、私は誠に、「地道にコツコツ」が苦手である。 このブログも、続いてはいるが、継続と言えるのかどうか…誠に情けなく思っている。 短くても、コンスタントに更新されているブロガーを尊敬する。 前回、一日の始まりに、聖書と榎本…

小学1年生の電車通学

平日、午後4時半…。 最寄り駅のホームで見慣れぬ人影を発見。 それは… 黒いスーツに黒い帽子、黒いランドセルを背負った、明らかに小学1年生やろ と思われる女の子である。目が釘付けになるようなお人形のような女の子… ではなかったが、私の視線はそこから…

初花

今年の9月、風琴工房「アンネの日」という公演があった。 ズバリである。 1961年、当時27歳の女性が「アンネ株式会社」を設立した。 社名は、『アンネの日記』に月経に関する記述があったことに由来するらしい。日本では平安時代以降、長く穢(けが)れとし…