子どもが熱を出す(1)

双子の妹Bの方が、一昨日の朝は「喉が痛い」と頻りに言いながら、喉飴もって登校した。
中間試験初日である。
娘達の中学は、遅刻すると試験を受けられないので、
「無事に試験を終えられますように」と祈っていた。(遅刻多し)
娘達は2人で帰宅して昼食を食べた。
Bが尚も喉が痛いと言うので、追加喉飴と(漢方)薬を買いに出かけた。
Bは夕食はほとんど食べなかった。
そうして夜、姉Aに言われて体温測ったBが、
「39度3分ある」
は〜ぁ???夕方測った時には平熱だったらしい。そんな体温、私は見たことがなかったので、再度測らせると、
「39度9分」
風呂やんけ。
体温計が狂ってるのではと自分の体温を測る。
36度5分。
Bの額に手を当てる…確かに熱い。ぐた〜っとしないのが不思議なほど、見た目は普通。
が、さすがに40度はただ事でない。夫に言うと、2種類のバッファリンを調達してきた。
頭痛、生理痛も知らないバッファリン処女の私に引き換え、夫は随分、バッファリンの世話になっているらしい。
ノーマルバッファリンと風邪用バッファリンをBに飲ませた。
風邪用バッファリンというのは、喉の痛みや解熱に効果があるらしい。
バファリンに限らず、私は市販の薬を殆ど知らずに生きてきた。
そもそも…生まれ育った家庭が、良くも悪くもそういう家であった。(薬嫌い)
だから「薬慣れ」していないのである。
夜も深まり、眠るBの額に手を当てると…明らかに熱が引いている。
夫に言うと、薬の作用だと。薬の作用もすごいが、それに反応する身体というものもすごい…と何やら感動する。
このまま平熱に戻るのか…と夫に聞けば、薬が作用しなくなれば戻るだろう、と言う。
はてさて、翌朝になると39度の熱がぶり返し、薬で熱を下げタクシーで学校へ…という選択もあったが、感染の危険もあり、無理せずに試験は欠席することにする。
子どもが熱を出す。
というのは、こういう事態なのか、と妙に納得する。
確かに落ち着かない。
熱と咳、喉の痛み…を訴える。
木曜だったので、病院行かずに様子見るか…と思っていたら、午後担任から電話があり、もし病院でインフルエンザの検査を受ければ、例え陰性でも、
「インフルエンザの疑い」で欠席=公欠となり、今日欠席した試験の再試が受けられる、という。
幸い、近所に木曜でも診察するクリニックが見つかり、娘B(熱もいくらか下がり)と歩いて行く。
さすが、イエス様、祈っただけのことはある。
インフルエンザ検査は陰性だった。「沈痛」「解熱」「喉の痛み」「痰」…4種類の薬をもらう。
それぞれの薬がそれぞれの効用を果たす…全く神秘ではないか?
薬は科学によって人間がつくり出したものだが、作用する人間の身体は…
神がつくり出した…まさしく「神秘」ではないか?
発熱することで、体内に侵入した細菌の繁殖を防ぎ、また、免疫系の活性化を促すという。
こういうことが、何の代償も求められず、当然のことのように行われているのだ。
神の仕事だなぁ…と思う。
高血圧を知った時もそうだが、健康から教えられることはほとんどなくて、病から教えられ、学ぶことは色々ある。
入試の日に風邪で…というのも、こういうことなんだな、(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪みたいな。
なぜ、病院は木曜日休みなのか調べたら、医学界の会合やイベントが木曜にあるらしい。医師が複数いれば休診する必要もないのだが、横並び意識らしい。(お付き合いね)強制力はないそうである。喉の痛みには、首を温める、加湿、マスク(雑菌よけ)、緑茶(殺菌効果)でうがい、オリーブオイル…がいいらしい。
少し、賢くなったような気がする(^^♪