2020-01-01から1年間の記事一覧

祈りのこたえ(4)

というわけで、原点に戻る。 遅刻が続く娘βは、寝る前に主に祈った。 それでも朝、起きられず、 どうして、イエス様に祈ったのに起きられないのか、と涙ながらに私に訴えた。 なかなかに可愛い。 祈りとは、神との交わり(対話)だといわれる。 祈りを通して…

祈りのこたえ(3)

18歳になった娘達、一卵性双生児のαとβだが、姉のαは中学3年頃からあからさまにイエス様を嫌がるようになった。 反抗期なのだと思う。 聖書とこの世とでは価値観が逆だし、矛盾もある。 神がいるなら、どうして、こんなことが起こるのか? 神様……面倒くさい…

祈りのこたえ(2)

10年前である。 私と娘達は、同時に日曜礼拝に通うようになり、聖書を読み、讃美歌を歌い、祈るようになった。 きっかけは、娘達の幼稚園時代のママ友の家で、毎週、礼拝を行っていることがわかり、私が通い出したことだった。 ご主人が牧師の資格を取り、家…

祈りのこたえ(1)

私には高校3年になる双子の娘達がいる。 一卵性なので、見た目もキャラクター的にも酷似している。 どちらも朝は苦手なのだが、妹のβは高校が遠い分、遅刻も続いている。 この朝も、起きられず、遅刻確定…だった。 出がけにβが、 「どうして起きられないんだ…

神の仕事(4)

部屋に飾ってある百合の花が、すべての蕾(つぼみ)を開かせて、最後の花びらを落とした。 蕾は4つか5つ、あった。 固い蕾もあり、すべて開くか心配だった。 途中で茎が腐って、開かずじまいの蕾もあるのでは…と案じた。 ひとつひとつ…蕾が開くたびに心いや…

神の仕事(3)

料理をしながら思う。 肉、魚、野菜、果物……。 それぞれに無数の種類があり、 それぞれに違った味わいがあり、うまみがあり、香りや食感、栄養価も違う。 「自然の恵み」という。 まさに「恵み」である。 例えば、我々が毎日のように食する卵。 この卵、ひと…

神の仕事(2)

私が娘達を出産した頃なので、もう18年前になる。 一卵性の双子である。 双子には一卵性と二卵性があり、一卵性とは1個の受精卵が2個に分裂したもの。 つまり、クローンであり、性別はもちろん、姿かたち、血液型なども同じである。 二卵性とは、(普通は1個…

神の仕事(1)

このところ、部屋に花を飾っている。 固いユリの蕾(つぼみ)が、徐々に開くのを見ながら、 この蕾を開かせる力は何だろう、と思うようになった。 もちろん、ユリだけではない。 花は大抵、蕾が開く。 花の蕾が開くところをなまで見たことはないのだが、 人…

ゴミをゴミ箱に捨てるということ(4)

今週の祈り会でのこと。(祈り会については前回に説明) 私が到着すると、I姉妹が階段を掃除しておられた。 その姿に感心した私は、祈り会が終わってから、 「姉妹はお家でも、そんなふうに綺麗にしてるんですか?」 と聞いた。すると、姉妹は複雑な笑い方…

ゴミをゴミ箱に捨てるということ(3)

テレビでたまに「ゴミ屋敷」を放送している。 大抵は、部屋中、ゴミの山、ゴミの分別どころではない。 もはや、ゴミと共存している。 ……何だか、娘達の数十年後を見ているような気にもなる。 クリスチャンの間には、「祈り会」というものがある。 何人かの信…

「ゴミをゴミ箱に捨てる」ということ(2)

私も、決して几帳面ではない。 几帳面どころか、極めて横着でだらしがない。 しかし、 ゴミはゴミ箱に捨てた。 帰宅すれば制服はハンガーに掛けてタンスにしまった。 散らかっているといっても、床が見えなくなるほどではなかった。 娘達が小学生の頃、「徹…

「ゴミをゴミ箱に捨てる」ということ(1)

大学受験を控えている受験生の娘達がいる。 一卵性の双子である。 受験生たるもの、もう少し、必死なものだと思うのだが、 まあよい。 大学に「受かる」も「落ちる」も本人、親の「希望」や「思い」は、 捨てた。(あきらめた) 本人達が「大学受験する」と…

コロナ禍の死…

……と、前回、一ヵ月半ぶりに恐る恐るエステに行き、「また行きたい」という思いが与えられたものの、やはり、いざ…となると腰が引けて、1か月になる。 70歳前後の店長と中年エステティシャン2人の店は、どうなっているのだろう。 これだけ、「ソーシャルディ…

エステに行く(3)

そんなわけで、中高年の店長と中年の女性、二人でやっているエステにコロナ禍に行く。 わざわざコロナを選んだわけでは無論ない。 詳しい経緯は「エステに行く(1)(2〉」を参照されたし。 で、ひと月半ぶりにエステに行き、前にエステしてもらった中年エス…

エステに行く(2)

そして、エステである。 考え出すとキリがない。 コロナ禍のなかでのエステ…。 一か八か……というほどのこともなかろう、と思うようにする。 私の場合、相手は施術してもらうエステシャン一人だが、エステシャンの方はそうはいかない。何人もの客が相手だ。店…

エステに行く(1)

そのエステに通い出して10年以上になる。 エステとはいっても、ゴージャスな高級エステではない。 新聞チラシの小冊子の中に紹介されていた。スタートした時はお手入れ料が、 1時間1000円だった。 トライアルで試してから、今に至っている。 勿論、毎回1000…

祈りは聞かれる(5)

「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」 (伝道者の書 3‐11) そんなわけで、2010年3月7日、幼稚園のママ友達と喫茶店で会い、彼女の自宅で行われる礼拝に娘達と毎週、通うようになり、そこを翌年2月に追い出され、2011年3月7日、友人の紹介の紹介…

祈りは聞かれる(4)

幼稚園のママ友とスーパーで会ったことから、喫茶店で話しをするうち、彼女の自宅で毎週日曜、牧師の資格をもつご主人によって礼拝が行われていると知った私は、次の日曜から礼拝に通い、自然なかたちで二人の小学2年の娘達(双子)もついてきて、一緒にメッ…

祈りは聞かれる(3)

て、そんなわけで毎週日曜に娘達と近所のK宅へ礼拝に通い、クリスチャンになった私であった。 夏には娘達と伊豆大島へ合宿に出かけ、海で洗礼も受けた。イエス・キリストを受け入れ、自分の主(主人)として信頼することを、業界では、 救われる。 という。…

祈りは聞かれる(2)

「事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵によるのです」(コリント人への手紙Ⅰ 1‐21) 全くもって唸(うな)らせられるみ言葉(=聖書の言葉)である。 人が神を知るのは、人の知恵(努力)ではないという。つまり、神を知ろう…

祈りは聞かれる(1)

気がつけば、イエス様を知るようになって10年めである。 クリスチャンとして信仰をもつようになって…ということである。 10年が短いのか長いのかはわからない。 少なくとも、長くはないと思う。 信仰というものがどういうものか、ようやくわかりかけてきたと…

分散登校(2)

さて、今週、前代未聞の分散登校がスタートした。 ふと気づいたのだが、この分散登校、 集団登校の反語なのだ。 さて、双子の娘、αとβ。 私立高校に通うαは既にオンラインホームルームおよび授業が5月半ばから始まり、 公立高校生のβは郵送されてくる課題を…

「分散登校」(1)

アベノマスクがようやく届く。 マスク、マスク…とうるさかった時、マスクはどこも品切れ。(だからアベノマスク) 検温、検温…とうるさい今、やはり体温計が買えない。 先月からなかった。 なんでだろう…。 私には高3になる双子の娘(αとβ)がいるが、来月か…

オンライン保護者会

身近になったオンライン。 娘達の学校でもオンラインホームルーム、オンライン授業、家庭教師との勉強や、日曜の礼拝もオンライン(ズーム)になった。 PCやスマホ…は使わざるを得ないので使ってはいるが、どうにもデジタルは苦手で、時代に取り残されている…

マスクを買う(3)

仲良くしている同じ礼拝に集う姉妹(=女性信者)がいる。 彼女は新型コロナの感染不安が広まる前から、(用心して)早々と礼拝に来なくなっていた。 しかし、スマホメールで主の恵みを喜んだり感謝したり…楽しいおしゃべりなどはしていた。(決して電話はし…

マスクを買う(2)

そんなわけで、「マスク30枚3600円」の新聞折り込みチラシを目にしてから数日後、隣の駅に、週替わりで衣類や雑貨など出店のでるスペースがあり、そこになんと、 ワゴンでマスクが販売されていたのである。 他にはエタノールのハンドクリーナーやガーゼ、そ…

マスクを買う(1)

マスク、マスク、マスク……。 最近、近くを歩いているだけでも、色々なマスクを見かける。 カラーバリエーションは以前からあったが、ガーゼやハンカチなどから手作りしたようなものを見かける。 たかがマスク、されどマスク……。 健康な人には、新型コロナに…

家庭教師(3)

高校3年になれるか2年をやり直すかがかかっている、速達で配達されてきた数学の課題。 締め切りは3月24日、朝。 そして、前日の23日。 娘俵は一向に焦る様子もなく、午後まで寝る。 朝方まで課題をやっていたにしても、10時間以上は寝ている。 俵は午後4時に…

家庭教師(2)

当初、高2の娘達は、3月初めに期末テストの予定であり、そのために急遽、家庭教師を頼んだのであるが、幸か不幸か、コロナ騒動でテストは中止、休校となり…結局のところ、数学の単位が足りない長女は、速達で送られてきた課題の提出で単位認定されることにな…

家庭教師(1)

先月の終わり頃から、唐突に始まった「休校」。 私には高2になる双子の娘がいるが、どちらも3月初めに「期末テスト」を控えていた。 我が娘達の場合、ただの「期末テスト」ではなかった。 二人とも、理系なのに「数学」が出来ず、ことに長女に至っては、 「3…