キリスト教

十字架の意味(3)

十字架と言えば、磔刑(はりつけ)に用いられる刑具だが、なぜかペンダントなど、アクセサリーによく使われる。 十字架刑とは、あらゆる死刑の中で最も残酷な処刑方法であると言われる。 なぜなら、知覚がはっきりしている状態で、苦痛を感じながら死に至る…

十字架の意味(2)

クリスマス(Christmas)の主役は、文字通り、イエス・キリスト(Christ)なのだが、日本においては、イエス・キリストは全く無視される。ものの見事に。住宅街にも、華々しいイルミネーションを飾る家があるが、そういう家は、クリスマスリースやクリスマス…

十字架の意味(1)

クリスマスがイエス・キリストの誕生日ではない。 とわざわざブログ更新したけれど、我に返ると、 そんなん、どうでもええことやねんなぁ…と思った。 日本のクリスマスは、もはや、 年末の国民的行事化していて、 クリスマスだから、クリスマスソングにクリ…

12月25日は、イエス・キリストの誕生日ではありません。(2)

イエス・キリストが12月25日に生まれたのではないとする理由として、聖書のなかに、・「そのころ、世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た」(ルカの福音書2‐1)とあり、これによって身重のマリアも登録のため、夫のヨセフとともに、ヨ…

12月25日は、イエス・キリストの誕生日ではありません。(1)

タイトルから、結論を言ってしまった。12月に入り、「Merry Christmas」の文字を見かけるようになった。イルミネーションも灯り始め、これから火を追う毎に日本全国、クリスマスソングが流れ、 クリスマスモードが盛り上がる。 クリスマスプレゼント、クリス…

「コスモスの花のように」(3)

「わたしのしていることは今あなたにはわからないが、あとでわかるようになります」(ヨハネによる福音書13‐7)人は目先のことしか見ないから、ちょっとしたことに右往左往する。「災い転じて福となる」ことはいくらもあるし、長い目で見れば、何が福で災い…

「コスモスの花のように」(2)

苦しみにあったことは、私にとってしあわせでした。 私はそれであなたのおきてを学びました。 (詩篇119‐71)わが子よ。 主の懲らしめを軽んじてはならない。主に責められて弱り果ててはならない。 主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、む…

「コスモスの花のように」(1)

キリスト教はご利益信仰ではない、と言われる。 つまり、イエス・キリストを信じたところで、幸運は巡って来ない、幸せにはなれないということである。 わかりやすくいえば、星占いやタロット、風水や運勢など…当たれば本当に「幸運」が舞い込むから、こちら…

イエス様とお金(4)

「さてイエスが、目を上げてご覧になると、金持ちたちが献金箱に献金を投げ入れていた。また、ある貧しいやもめが、そこにレプタ銅貨二つを投げ入れているのをご覧になった。それでイエスは言われた。『わたしは真実をあなたがたに告げます。この貧しいやも…

イエス様とお金(3)

というわけで、株主優待券で2割引き、学割も2割引きで軽井沢までの乗車券を買うことができた。 祈り会に行って、「これから軽井沢までの切符を買いますので、(連休直前で買えない可能性もあった)どうかよろしくお願い致します」 と祈ったら、 「これ、使っ…

イエス様とお金(2)

親しい姉妹方は同じことを言う。 イエス様は細かい。 必要なだけしかくださらない。 逆を言えば、 必要な分は与えられる。 というわけであり、これは聖書にもある。 「私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たし…

イエス様とお金(1)

お金と信仰というのは、微妙だったりする。 例えば献金… 私が初めて通い出した教会では、 「十一献金」と言って、収入の十分の一を求められた。さて、シャレムの王メルキゼデクはパンとぶどう酒を持って来た。彼はいと高き神(主)の祭司であった。彼はアブ…

涙を知らない者は神を知らない

ブログ読者の皆様 新年明けましておめでとうございます。 更新も間遠になりながら、アクセスしてくださる皆様に心より感謝申し上げます。2010年にスタートしたこのブログ、8年目に突入しました。 なかなかマメに更新は出来ませんが、何を書くか、テーマ探し…

「明日の心配は無用です」

先日、横浜の地下街を歩いたら… クリスマスソングに乗って、有名どころの菓子(ケーキ)屋がショーケースに華やかなクリスマスケーキを陳列して、何店も出店していた。 クリスマスケーキ クリスマスプレゼント もはや誰も、それに疑問を抱かないけれど… 若者…

ブラックパワー・サリュート(3)

時代は流れ、アメリカの人種差別が撤廃されると、スミスとカーロスは人権のために戦った英雄になる。 カリフォルニア州にある彼らの母校に、あの表彰台の彫像が作られ、除幕式にはオーストラリアからピーターも招かれた。 しかし、2位の場所にピーター自身の…

ブラックパワー・サリュート(2)

ブラックパワー・サリュート(black power salute)salute=敬礼1968年メキシコオリンピック、男子200メートル走で見事、銀メダルを勝ち取ったノーマン。母国オーストラリアでは全く期待されていなかったのだから、これは快挙である。金メダルのスミス、銅メ…

ブラックパワー・サリュート(1)

ブラックパワー・サリュートという言葉をご存知の方、どれくらいおられるのだろう。 私のように、先週放送の木曜8時、フジテレビ「アンビリバボー」で知った方、どれくらいおられるだろう。 この番組は、娘達と毎週、楽しみに見ている番組だが、先週のこれは…

ベックさんの言葉(2)

◆人は病では死なない。主の時になれば主が迎えに来てくださる。そして、主の時は最善の時。 これで、一体、どれほどの人が救われただろう。ベックさんは死期の迫った人を見舞うことも多かった。 「死を待つ」人達にかけられる、これは最高の言葉ではないだろ…

ベックさんの言葉(1)

私が集うキリスト集会の責任者、ゴッドホルド・ベック氏が8月に亡くなられた。 業界用語では「召された」(「天に召された」の意か)と言う。 ] ドイツから日本へ来られて60年以上。氏が立ち上げたキリスト集会であるから「責任者」というのもどうかと思うが…

真理とは…(2)

前回ブログに書いた、礼拝所の階段から落ちて救急車で運ばれたK姉妹(70代)は、 今週の礼拝にもいらっしゃった。 骨折などもなく入院もせず、そのまま自宅に帰られたらしい。 救急車で運ばれた時は、(ご主人が亡くなって)久しぶりに礼拝に来て、階段から…

真理とは…(1)

クリスチャンになって一番驚き、そして戸惑ったことは、 聖書の価値観と、現実社会の価値観は真逆。例えば、有名な山上の垂訓(マタイによる福音書)から。 5:3 心の貧しい人は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。 5:4 悲しむ者は、幸いです。その…

お年玉(2)

昭和一桁、一匹狼で叩き上げ、倒れるまで大阪で仕事していた父です。周りから、 化け物。 と言われていたそうな。はっきり言って、 世の中、金ですわ。 の人でした。 3年前にくも膜下出血で倒れ、7時間に及ぶ大手術の翌朝(月曜)、看護師さんに「確定申告」…

お年玉(1)

皆さま、明けましておめでとうございます。 更新が間遠になり、それでも覗いてくださる皆さまに支えられています。本年もよろしくお願い申し上げます。さて、父は3年前にくも膜下出血で倒れてから、色んなところを通らされ、去年の夏から介護老人保健施設(…

「ためしてみよ」(3)

T姉妹は品川区在住で、対応したのは当然、品川区の区役所なんですが、区役所から向こう3カ月貸してもらえた四畳半一間の避難所(宿泊所)というのは、 江東区 最寄駅から徒歩20分。 ところが、四畳半一間ですけど、 冷蔵庫、エアコン、バストイレ、ベラ…

「ためしてみよ」(2)

60代独身、金なし、仕事なし、家族なし…のT姉妹(=女性信者)。 今月(6月)で(家賃払えず)部屋を出て行かなくてはならないのに、次の住まいがない。 (職なしなので、探しようがない) 月末まで秒読み。 T姉妹のその後です。 6月29日、T姉妹は区役所…

「ためしてみよ」(1)

もう、おそらくご記憶にないでしょう。 って…書いた本人が記憶にないねんから、 覚えてるわけないやろ! もう、一年半前になります。 60代独身、事業に失敗して不本意な仕事(アルバイト)につきながら独り暮らししていたT姉妹。 プライドが高く、関西人特…

葬儀の恵み

イエス・キリストを救い主とするようになって、与えられた恵みは数知れずあるのですが、 死に対する恐怖がなくなった。 ことは、とても大きいです。 理屈ではなく、それまで私にとって「死」とは、 永遠の無 でした。 永遠の眠り(沈黙) と同義かもしれませ…

救急車で運ばれる。

「天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。生まれるのに時があり、死ぬのに時がある」 …に始まる有名な聖句。 「伝道者の書」3章1節から始まり、 「捜すのに時があり、失うのに時がある」「引き裂くに時があり、縫い合わせる…

最善の学校

受験シーズンですが…。 私の周りの姉妹(女性のイエス様信者)が口を揃えて言われるのが、 「最善の学校は、もう、イエス様が決められてるから」 というもの。 本人の努力でも運でもないと言うのですね。 小学校6年の娘達をもつ私。 受験させるつもりはあり…

5グラムの命(2)

前回、10日付のブログに「峠を越えました」と書いたのですが、実は、 峠を越えたのは片方だけ。 アリまみれだった方は、翌日亡くなってしまいました。 病院に連れて行って、家でお世話してミルクあげてからは元気だったのですね。 ほんの小指の先ほどの大き…