2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

神の御心

礼拝堂に響く、賛美と祈り、そして聖書の御言葉…。それらは優しく美しく、流れのように耳ざわりよく…私は思う。 なんて心地良い眠りに誘ってくれるのだろう。 (*^^)/。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆アリガトー! そして、この日は、ついウトウトどころか、…

コピーの力

「『生まれる命、生まれない命…。生まれるのは……天使とは限らない』――。これが、私が、この舞台にこめた思いです。これに興味を持たれた方は、劇場の方に足をお運びください」 場所は乃木坂。チラシに協賛の名前をいただいたアイムパーソナルカレッジの教室…

『私の頭、ぶっ壊れてるんです』

「相変わらず美貌だな」 それが、6年ぶりに再会した穂積先生の第一声だった。 全く、外見も恐ろしいほどお変わりないが、言葉つきも全く同じだ。 こんな…歯の浮いた、リップサービスだかセクハラだか危うい台詞を、臆面もなく言い、また、それが似合う。先…

哀しみのモーツァルト(3)

この日、8年ぶりの石堂先生との再会のテーマは、 モーツァルト。 つまり、来月、公演の舞台「Women」に挿入するモーツァルトの選曲であった。先生はこの日、一枚のCDを手渡してくださった。タイトル、 『哀しみのモーツァルト』 これは、昨年、先生の元…

哀しみのモーツァルト(2)

思えば、私と石堂先生の関係というのは不思議です。 シナリオ講座に通いながら、一度として講義を受けたことも、指導されたこともない。 知り合ったきっかけは、私が新人賞を受賞した映画コンクールの審査員で、応募作「ベィビーフェイス」に先生が、満点を…

哀しみのモーツァルト(1)

2008年、筑摩書房から出版された石堂淑朗著『偏屈老人の銀幕茫々』の序文は、こんな文章で締めくくられていた。 「私の文章の仕事は本書で終わりました。後は冥界で実相寺昭雄や今村昌平と会うだけです」 これは……遺書である。文筆を生業とする人間の遺書だ…

顔合わせ

東銀座、東劇ビル5階。松竹サービスネットワーク、会議室。6時5分前。 約束の5分前に着いたはずが、入り口で石川さんが腕組みして立っている。 「遅い!|`Д´)ノ」 「だって…5分前( ̄0 ̄;)」 「役者は早いの」 入ってみると…確かに席は…埋まっている。 …

協賛 女性自身

メニューを注文し、煙草吸って一服する石川さん。 6時半、青山。約束の8時まで、夕食しながらの打ち合わせである。逸(はや)る心を制しながら、私は頃合いを見計らって、さりげなく言った。 「『女性自身』の協賛取れました」 ぽかん、と真顔になる石川さ…

「徳川いれずみ師 責め地獄」

確かに、ピーター先生こと、桂千穂氏は言った。 「クリスチャンがこんなの見ていいんですか?f(^ー^;」 「はい。今度の教会では、神は何も求めないし、あらゆることから開放して自由にしてくれる、と教えられています」 「それはいいですね」 「そう言えば、…