神の摂理(2)

シクラメンを買おうとして困った。
色から花びらの形、大きさ…白い花びらに赤紫の縁取りがされていたり…どれもこれも美しく、デザイナーがいるとしか思えない。
神(自然)の摂理によって生まれたシクラメンに、品種改良など人の手を加えたものが次々誕生するのだろう。
そういえば、遺伝子組み換え技術によってサントリーが開発した青い薔薇というものもあった。
神の摂理…という目で自然を見ると面白い。生き物全般において、「赤ん坊」「子ども」…というものが、どれもこれも「愛くるしい」までに可愛い。


娘達とテレビを見ていて、「動物の赤ちゃん」が出て来ると、娘達は、「Max可愛い!」
などと言う。
なんで、ここまで可愛いの???
聞きたくなる。それを考えると、愛され、守られる存在でなければ自分の力では生きていけないから?
やがて繁殖期を迎え、男と女、オスとメス…が結ばれる。
そうして、最盛期を迎え次第に衰え死んでゆく。
それが神の摂理…なのだろう。

勿論、例外(若死にや同性愛)はあるし、計り知れない謎もある。
けれど、抗(あらが)いようのない「神の摂理」に気づいてしまうと、
無駄な抵抗はやめて受け入れるしかない。
ことに気づかされる。
聖書的に言うと、神の前にへりくだる。のである。
逆に言えば、
自分で何とかしなくていい。
「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」
詩篇37章5節)
星野富弘「あの時から空がかわった」より、
「苦しくてどうしようもない時いつもうかんでくることばがあった神様がいるんだもの
なんとかなるさ

そしていつもなんとかなった」