イエス様とお金(2)

親しい姉妹方は同じことを言う。
エス様は細かい。
必要なだけしかくださらない。

逆を言えば、
必要な分は与えられる。
というわけであり、これは聖書にもある。
「私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます」
(ピリピ人への手紙 4‐19)例えば、
ご主人が亡くなって下りた保険の額が、葬式にかかった費用とぴったり同じだった。
35歳、幼い子ども4人を残して亡くなった兄弟(=男性信者)は、信仰に入ってから「イエス様信じてるから保険はいらない」と入っていた保険をずべて解約していた。
ところが、兄弟が亡くなってから、若い頃、母親が契約してくれた保険(=解約し忘れた)が見つかり、未亡人となった姉妹(=女性信者)は5000万円受け取った。

一人暮らしで寝込んでしまい、「美味しいものが食べたいなぁ」と思ったら、近所の姉妹が美味しいカキフライを届けてくれた。
(貧乏なんだけど)「いつも何処からか、お金が沸いてくるのよ〜」と笑う姉妹もいる。独身の60代、姉妹。大学講師をしておられたが、「余生は主のために生きたい」と退職された。持ち家はあるが「年金」では暮らせず、貯金を取り崩している、らしい。地方のバイブルキャンプにも参加され、主のために倹約したくはない。
「後はイエス様よろしく」
エス様を信じる者を、イエス様は飢えさせない。
という確信があるにしても、年と共に心身も弱り、衰える。若い頃のようにはいかない。
なかなか出来ることではないと思う。
そして、GW前の4月27日。
私は祈り会に行った。
祈り会というのは、主を信じる者が集まり、共に祈るのである。
この日私は、祈り会の後、娘Aの高校に行って学割を受け取り、私と娘ABの軽井沢までの新幹線の切符を買うことになっていた。
5月4日から6日、軽井沢のバイブルキャンプに参加することになっていた。

娘Bの学割は、(担任とか校長の印が必要)モタモタしていて結局、間に合わなかった。GWの軽井沢だから、新幹線の指定席が取れるかどうかもわからない。
そのことを祈り会で祈ったのである。と…「これ、使って…」
と、JR東日本株主優待券を出された。初めて会う姉妹である。JR東日本株主優待券は4枚あって有効期限が5月30日。
これを使えば、私と娘Bの東京‐軽井沢間の普通乗車料金が2割引きになる。
なんかすごい…
娘Aの分は学割の往復で買える。娘Bの学割は間に合わなかったが、娘Bばかりか私の分まで2割引きとは…。
断る理由もなく、有り難くいただく。
東京‐軽井沢間の新幹線指定席は3人分、往復、買うことが出来た。