ゴミをゴミ箱に捨てるということ(3)

テレビでたまに「ゴミ屋敷」を放送している。

大抵は、部屋中、ゴミの山、ゴミの分別どころではない。

もはや、ゴミと共存している。

……何だか、娘達の数十年後を見ているような気にもなる。

クリスチャンの間には、「祈り会」というものがある。

何人かの信者同士が定期的に集まって、祈るのである。

そこでは、自分が対面している問題や悩み、例えば、知り合いが病になって苦しんでいる……など他人のもことも、「祈りの課題」として提出し、ともに祈る。

従って、顔も知らない人を祈ることもある。

私のこの、娘達の「ゴミ捨て」問題も、祈り会に出した。

私の祈り会のメンバーは(不定期で)5人くらいだが、そこには母親もいて、

ゴミをゴミ箱に捨てるなんて、「当たり前」ではない。

というようなことを言われた。

ペットボトルや空き缶が部屋に転がってるのは当たり前、ベッドがゴミ箱化している。20代前半の娘さんが、ろくに風呂にも入らず下着のパンツを毎日、裏を返しながら取り換えずに履いている、という話は衝撃的だった。(娘さんはOLをしている)

\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

彼女から言われたことは、

ゴミ箱を手頃なところにいくつも用意しているか?

脱いだ衣服を(そこに入れておけばいいという)カゴを用意しているか?

そうして、決定的だったのは、

「姉妹(男性信者=兄弟、女性信者=姉妹、と互いに呼び合う)が変わらないと、何も変わらないよ」

ドッヒャーン( ;∀;)である。

つまりは……私の「~あらねば」というような常識や価値観を改めない限り、現状維持のまま……ということである。

確かに……

「制服かけなさい」「弁当箱洗いなさい」「ゴミはゴミ箱」………何年言い続けたことか。

学習しないのは……私だったのだ。

「ゴミをゴミ箱に捨てる」のは、それほど大切なことなのか???

そもそも、娘達をそのように(ゴミをゴミ箱に捨てられないように)創られたのは主ではないか……。

「ゴミをゴミ箱に捨てる」より大事なことはいくらでもあるし、

そんなことにムキになってるうちに、見過ごしてしまうことも多いかもしれない。

「ゴミをゴミ箱に捨てない」ことも、私の思いではなく、主の前に差し出して、導いていただくことを祈ろう。