発表(1)

プライベートなことは、なるたけ書かないようにして来たのだが、次女の高校受験を通して、色々経験させられ、考えさせられ、感じさせられた。
記録として残しておきたい思いと、それを少しでもブログ読者の方々と共有したいと思い、更新している。
「合格発表」の日…。
自分の高校受験の合格発表は、兄が見に行ってくれた。兄と同じ高校だったので、定期もあったからだろう。
私は落ちていると思っていたから、見に行く勇気がなかったのだと思う。
今でも受験番号を覚えている。
83

弟が「ハサン」だとからかった。
そして、私は合格していた。
不合格だったら、滑り止めの大阪の私立高校に通ったわけで、そこに通っていれば、受験した大学も違うだろうし、
おそらく上京していなかった。
今とは全く別の人生だった。
ちなみに、3年前の中学受験はどのようだったかというと…http://d.hatena.ne.jp/rennren/20150119
結局、「合格」は貰ったが、第一志望には落ちた。
ミッション系の、教師の8割がクリスチャンという、講堂にパイプオルガン備えた「この世的でない」第一志望は落ちたのである。
仕方なく、「この世的な」学校に行くことになり、私は泣いた。本気で泣いた。
何故ですか???
主に叫んだ。
しかし…娘達が入学してみると、この学校は、誠に娘達に良かったのである。
正しく、最善だった。
そんなわけで、次女の受験についても、
主が最善の学校を備えてくださる。
逆に言えば、
第一志望の公立に落ちれば、合格貰っている「滑り止め」が最善の学校。
ということなのである。

ならば、不安はないし、何も問題はないのだが…。
学校見学や、コンタクトを取るうちに…
私は、この(公立)K高校が大好きになってしまったのである。これには弱った。
この高校を知るうちに、
素敵な学校だな…
娘に合ってるな…
こういう学校に通わせたいな…
という思いに歯止めが利かなくなっていた。
このK高校が、娘に備えられた「最善の学校」だと確信する自信は、3年前、第一志望(此処が娘達に備えられた「最善の学校」と確信した)に落ちた私にはなかった。
ただただ、祈ったことは…
どのような結果が出ても、娘が落ち込んだり傷つくことから守られますように…。
私達が主から離れることがありませんように…。