福音の種まき

今年も残すところ2日。
師走の慌ただしさの中、更新が遅れて申し訳ありません。それでも、覗いてくださる読者の方々、ありがとうございます。
こんな、暮れも押し迫った時期に、(更新もしてない)私のブログなんか誰が読むねん!
正直思うのですが、結構なアカウントがあって、励まされます。
今年最後のブログということで…何を書こうか迷ったのですが、今月は、星野富弘さんの本をアマゾンで大量買い(中古)して親しい人に贈り、
福音の種まき!
に励んだので、そのことを書きます。
このブログでは常連の脚本家、桂千穂(87)先生が皮膚がんの手術を受けるということで、
「入院中に読んでください」と星野さんの本を差し上げました。と…後日、病院から電話あり、
「本読みました。こんな人がいるなんて知りませんでした。びっくりした
手術は無事に終わったようで、病室の部屋番号を教わり…声にとても張りがあり、安堵しました。
びっくりした…
87歳の桂先生を「びっくり」させたんだ。
この「びっくり」は「感動」にも近いのではないでしょうか?
これに自信を得て…
MERRY CHRISTMAS&HAPPY NEW YEAR!
として、イエス様と出会ってほしい方々に星野さんの本を贈りました。星野さんの本と言っても色々あり
この人にはどの本が最適か祈りながら…
星野さんはキリスト者ですが、「イエス・キリスト」も聖書も、本にはあまり出てきません。
(「命より大切なもの」はキリスト色が強いです)でも、作品(詩画)にはイエス様の心が溢れている。
ご飯をおかゆにしたみたいな。ご飯をぱくぱく食べられる元気な人には、星野さんの本は「ふうん、綺麗だね」で終わってしまうかもしれません。
でも、疲れてたり、弱って食欲もないような人には、「心のごはん」として力をもらえる。ほっこりと心が温まる。
イエス・キリスト、聖書…というと、それだけで門前払いされてしまう傾向があるような気がします。2年前の夏休み…
千葉在住の簪(かんざし)職人の古い知り合い、Hさん(78)。奥様を亡くされて息子さんと同居。お弟子さんに囲まれ息子さんも仕事を手伝い、仕事は順調で忙しい毎日。でも年相応の不安、寂しさはどうしようもなく、嘗ての元気はありません。当時、小学生だった娘達と千葉の工房に遊びに行った帰り、エス様の本をお渡ししようとしたら血相が変わり、「俺は仏教徒だから!」
礼拝に通うようになれば、心も癒され、友達もできて…と思っていたのがとんでもない展開に…。
Hさんのことも祈ってきました。草花大好きで少年のような方なので、星野さんの本はピッタリではないかと思い、クリスマス前に贈ったところ、
連絡なし。
年末のゴタゴタに取り紛れ、年賀状でお礼かな、と思っていたら、
今朝、宅配で庭でとれたというキウイが大量に届き、今日の夕方、帰省するのに、どうすんねん。戸惑いながら、添えられた手紙に、「すばらしい本ありがとう。元気づけられます。俺も頑張らなければと勇気、ヤル気がおきます」とあり、「心のごはん」の効き目に感謝。
「もう80です。年賀状のも中の報の中に同年代の方がいると、すごく悲しいです。今度は俺の番だという気がします」
本音も吐露されて、これはもう、イエス様しか解決できないので、祈ります。
お礼の電話をしたら…留守電
だったので、伝言だけ残しました。庭でキウイが育てられるなんて知らなかった。
市販のものより細長いキウイは…酸っぱいでした。あと、22個あります(汗)
では、今年も読んでくださりありがとうございました。礼拝に通い出したのとブログ始めたのがちょうど同じ時期で、最初は、ブログでイエス様を伝えよう…と思ったわけでもないのですが、今は、ブログを通して、
福音の種まき
できればいいなぁ…と思います。できれば星野さんにならい、
(祈りながら)食べやすいかたちに料理して。では、来年もよろしくお長い致します。
読者のお一人お一人が穏やかにこの年を終え、新しい年を希望をもって迎えられるよう、祈らせていただきます。
最後に、桂先生は術後の経過も良好で、早々に退院されました。