「徳川セックス禁止令 色情大名」(1)

週末には更新する予定が…すみません。
私、躊躇していたんです。
金曜日の昼間にこの映画見て、
娯楽ポルノだと思ってたら、

なんか…凄い。
色んな意味で凄いんです。
まず、タイトルが凄い。
このタイトルだけで、
ブログにはアップ出来ない
と思いました。
勿論、この映画は、ブログ読者お馴染みの桂千穂先生のおススメです。
「カルトムービー 本当に面白い日本映画1945→1980」にも紹介されています。
桂先生…ゲテ(モノ)が好きだから。
でも、
私も好きなんです。(ブログ読者はご存知ですね)
でも、この映画…
「ゲテ」で片付けられない。
「ゲテ」もあるけど、それを遥かに超越した(ブラック)コメディのセンスや教養に裏打ちされた遊び心…スケール感
でもやっぱり、
思春期の娘達の目があるし…。(「折り梅」も熱心に読んでいた)
「折り梅」の後で、「セックス禁止令 色情大名」はないやろ〜
嘗て、双子の娘Aから「変態!」と言われた過去も思い出され…。
(変態でもいいけど、幼い娘からは、やはり言われたくない)
やはり、ブログアップはやめようと思って、先生からお借りした他のDVD2本見たけど…。
あかん。
「セックス禁止令」のインパクトに、遥かに及ばない。
この映画、調べてみると、やはり「ポルノ映画」として金字塔を打ち立てているようですね。
そもそも、「ポルノ映画」という言葉は、この映画のプロデューサーである天尾完次氏が、「ピンク映画」と差別化するために生み出した造語だとか。
桂千穂著「カルトムービー 本当に面白い日本映画1945→1980」から引用します。
「この映画が公開された当時、日活ロマンポルノが警視庁に摘発された。東映の製作するポルノ映画に対しても当局の締め付けがあったことが容易に想像される。ところが監督の鈴木側文と脚本の掛札昌裕は、そんな当局の圧力を逆手に取って、もしも庶民からセックスを取り上げたらどうなるのだろうという物語を作りあげた」
「この映画でお殿様が発するセックス禁止令が、第175条となっている。これは明らかにポルノ映画を摘発するための根拠になっている『わいせつ物頒布等の罪』を定めた刑法175条をおちょくってのこと」
「セックス禁止令 色情大名」―深いやんけ〜!
なので、出来るだけ格調高く、この映画を分析してアップしようと思います。
とまあ、予告編。
近日公開!