「襲われる女教師」(3)

職場の同僚、アッシー教諭との関係続けながら、英子はまたまた若い男、純一を部屋に連れ込もうとし、待ち伏せていた昭と鉢合わせ…。
未練たらたらの昭に、英子は純一を紹介します。
「大学受かったら教えてね」
なんて英子は涼しい顔で言うわけですね。
「あんたの男漁り、学校に知らせてもいいのかよ」
脅す昭に返す言葉が、またカッコいいです。
「私何か、悪いことした?」
昭は返す言葉もありません。英子の部屋に入ろうとする純一と殴り合いになります。
英子の部屋で介抱される純一。
当然欲情して求める純一を、英子は帰そうとするんですね。
部屋に誘っておいて…それはないやろ〜!と私でも思います。
怒った純一はヤケクソみたいに自慰を始めて、英子に部屋から叩き出されます。
そしてこれが、ラストへの急展開に繋がります。
一方、元恋人のヒロ、奥さんと平和に暮らしています。
その平和な日常に、英子の存在が波紋を落としています。別れ際に言った「私、結婚します」が気になるわけです。
「おめでとう、パパ!」
奥さんは妊娠したばかりのようですね。
「おい、ちょっと見せてみろよ」
「まだいつもと変わらないってば」
「いいから」
妻のスカートたくし上げ、腹部をまさぐり押し倒し…。
「赤ちゃんか…」
そこには、父親になる喜びより、その責任と現実…が漂うようです。
妻を抱きながら、きっと英子のことを思い出してるんだろうなぁ、と思わせます。
一方、学校では、英子を母親に紹介したいと言ってるアッシー教諭、本気です。
そして、いつものように高級スーパーで買い物した帰り…。
英子は襲われます。
純一に。
それはもう、休閑中のプールの脱衣所で、英子はパンスト引き裂かれ、獣と化した純一に性欲の吐け口のように扱われるのです。
男を手玉に取った天罰のように、その腕力に屈服するしかありません。
純一が去った後、英子は辺りに散らばった買い物品からトイレットペーパーを手に取り、股間を拭います。
女の惨めさ…よく出ています。
そこからカメラは英子の部屋のベッドへ。
ナイトガウンに身を包んだ英子、さすがに憔悴しています。
今まで男に頼らず、溺れず…自由に毅然と生きてきたのが、その腕力に敗北するしかありませんでした。
英子は助けを呼びます。
ヒロに。
ヒロの自宅、電話を取ったのは妻です。妻から受話器を受け取ったヒロに英子は言います。
「レイプされたの。来て…」
ヒロは無言で電話を切ります。当然でしょう。
ところが…。
うちひしがれた英子…。
そこへ、インターフォンが鳴り…。
ヒロが現れます。
激しい抱擁、めくるめく、二人の世界…。
5年前にも英子はレイプされ、ヒロと別れてしまったんですね。
5年後、再びレイプされた英子は、ヒロに助けを求め結ばれます。
なかなか憎い構成です。
愛欲の数日を過ごす二人。
英子は学校を放り出し、
ヒロは妊娠中の妻を放り出し、
一体、これから二人はどうなるのか?
英子はどうするのか?
意表をついた、洒落たラストになっています。
(^0^)†(^0^)\(^ ◇ ^)♪♭/└§§(^○^)§§┘
で、今年還暦を迎える風祭ゆき、作曲家の長谷部徹と結婚。スクリーンでのイメージとは別に、車の運転(レーサー志望であった)やクレー射撃、カメラなど、男っぽい遊びが好きで、またMacWindowsのスキルが高く、女優仲間や映画監督の家にパソコンを教えに行ったり、インターネットやLANの設定をしたり、ウェブサイト作成をしたりという一面があるそうです。
英子に劣らずカッコいいですね∬(^0^)∬
http://item.rakuten.co.jp/onko/4562337560511/