新文芸座にて

到着すると、既に「緋牡丹博徒 お竜参上」は始まっていた。
と、その前に…。
なんか、会場込んでません?座席が…埋まってるんですけど。
も、もしかして…立ち見?
いくら私がブログで宣伝したからって、それはないやろ〜
(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!●~*ヒイィィィ!!(>ω<ノ)ノ
と思ったら、やっぱり、それはなかった。
そこへ、スクリーンから
娘盛りを〜渡世にかけて〜張った身体に緋牡丹ゆれる〜♪
藤純子がこぶし利かせて歌ってるのが、やっぱり笑える。
ご存知の方も多いと思いますが、「緋牡丹博徒」でブレイクした藤純子
元は東映プロデューサーの娘、全くの素人で、これがすごい別品だということで、
なんか引きずられるようにスクリーンデビューしたそうな。
まさか、一世を風靡するとは、誰も思っていなかったのではありますまいか。
で、本人的には、この仕事、嫌で嫌で仕方なかったというのを聞きました。
さぞや、この「娘盛りを〜♪」も嫌だったのでは…と苦笑しながら思いました。
「緋牡丹博徒 お竜参上」はシリーズ全8作のうち6作目。
菅原文太若山富三郎嵐寛寿郎…さすがに華やかな顔ぶれです。
ストーリーもどっしり重層的で見応えありです。
DVDで見てますが、やっぱりスクリーンだと迫力違いますね。
個人的には迫力ありすぎて、目を覆う部分も多かったのですが…。
で、次にいよいよ…
「沓掛時次郎 遊侠一匹」
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
なんか…「やっと会えたね」みたいな感覚が自分でも不思議でした。
ブログアップするのに、DVDで何度見たかわからないけど…
しみじみ思いました。
テレビ画面で見るのは、「映画」ではない!
ドモ\(´▽`*)(*´▽`)/ドモ
大好きなイントロダクション…。
渥美清、最高!!!
渥美清の登場する前段は、凄みのなかに笑いが見事に散りばめられて、客席でも受けていました。
何度見てもおかしい。
で…渥美清演じる朝吉との悲しい別れがあり、おきぬこと、池内淳子との大メロドラマの火ぶたが切っておち…。
90分の映画なのに、なんか…3時間くらいの密度があって、やっぱりこの映画、凄いと思いました。
実はこの新文芸座、先月28日にも来てるんですね。
加藤泰の初日、「炎の城」と「源氏九郎颯爽記 白狐二刀流」の二本立て。
60〜70代の男性が殆どだったのが、この日は、年配の女性も多く、若い男女も目につきました。
日曜だったせいでしょうか?
ひょっとしたら、ほんとに、ひょっとしたら、
この中に、ブログ見て来てくれた人もいるのかなぁ…
ちらと思った私でした。
もし…いらっしゃったら、教えてください。
キタ━━━━ヽ(^∀^ )ノ━━━━!!!!