クリスチャンとは…

クリスチャンが、いかに不思議なものか…。
初心者マークだからこその視点、発見…もあり、面白すぎることもあって、無責任に書かせていただきます(o^∇^o)ノ
まず…クリスチャンとは何か?
イエス・キリストを信じるキリスト教信者なわけですが…これが実に複雑微妙。
教会に通うようになる前、偶然テレビで俳優の宇都井健が、
「私はクリスチャンなので、死が怖くありません」
と言ってました。クリスチャンは死が怖くない…?今から思えば、神の啓示だったのかもしれません。
クリスチャンにとって、死とは神の身元、天国への旅立ちであり、祝福されることなのですね。
なのに…クリスチャンの作家として有名な、ノーベル文学賞候補にまでなった遠藤周作は、しきりに
「死が怖い、死が怖い」
と言ってる。出家した瀬戸内寂聴とも親しく、
「あなた、クリスチャンで天国に行けるのに、どうして死が怖いの?」
と聞かれても、やっぱり「怖い」そうなんですね。
わからん!病気で苦しみながら、
「僕はただ、真面目に小説書き続けてるだけなのに、神さまはどうして、こんな苦しみをお与えになるんだろう」
と奥様に泣きついてたそうです。
シ━━(^(^(^(^(^(^ω^;lll)━━ン
同じくクリスチャンの作家として、老後もベストセラー出してる曽野綾子先生も、
死ぬぎりぎりまで仕事して、自分の始末は自分でつける。
みたいな、こと言ってる…。
どうも、私が教えられるクリスチャンと違うんですね。もっとも、遠藤周作曽野綾子カソリックなので、そういうことかもしれません。
そこへ、私の受けた教えと重なるのが、
三浦綾子
この人は、プロテスタントです。私はプロテスタント系で、プロテスタントの人はカソリックのことを「わからない」と言います。
例えば、三浦綾子は24歳から37歳の長きにわたり、ギブスベッドというもので寝たきりの生活を送ります。その中で導かれてキリスト者となり、信仰を深めていきます。それまでは、キリスト教なんて大嫌い」だったそうです。
夫となった三浦光世(みつよ)氏、これがまたすごい。三浦綾子32歳、光世氏30歳の時、二人は出会います。光世氏は役所で働き、三浦綾子はベッドの下に便器を置いての寝たきり生活。いつ起き上がれるのか、何の保証もない。それなのに…光世氏は降るような縁談をすべて断り、待ち続けます。光世氏は敬虔なクリスチャン。一点の曇りもないような人格で、二人のお付き合いについては手を握るのがやっとせいぜい…のようなもの。プラトニック…なんて、すっかり耳にしなくなりましたが、本当に、こんな精神で結びつく男女の愛があるのか…心が洗われるようでした。
神の祝福なのか、三浦綾子は奇跡的に健康を取り戻し、綾子、37歳、光世氏35歳で結婚します。エンゲージリングの代わりに、二人は聖書を交換したそうです。(詳しくは『道ありき』
(*^^)/。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆アリガトー!
「氷点」で華々しく文壇にデビューしてから続々と作品を発表する一方で、大きな病にも次々襲われます。目が不自由になり、光世氏に口述筆記してもらいながらの創作ともなります。それなのに、
「私は、神様にえこひいきされてる」
と言われています。遠藤周作とえらい違いやんけ(っ*´ё`)b)

12年に及ぶ寝たきり生活について、「自分が長い間臥(ね)ていたことが、人の慰めになったことを喜んだ」とあります。

「必要なものは必ず神が与え給う。与えられないのは、不必要だという証拠である」

「すべては、神様の御心のとおりになりますように。人間の目には悪いと見える出来事にも、感謝をもって従うことができますように」 

クリスチャンへの道は、まだまだ遠いことを再認識させられますf(^ー^;
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