アラ100のマドンナ、帰国。

やくざから牧師になった進藤龍也著『人はかならず、やり直せる』のブログを続けていたのですが…。
先の「96歳、現役です(o^∇^o)ノ 」の笹本恒子さんがニューヨークから無事に帰国されました。
そして…。
私の企画が通って某女性誌に笹本先生の取材記事を書くことになり…。
帰国早々の先生を取材することになったのです。
それをいち早く、皆さまにお伝え致します。
ヽ(^∀^*)ノあーい♪
10月22日、港区白金にある浄土真宗のお寺、正満寺。ここで先生、スライドを映しながら講演することになっているのですが…。
なんと、ニューヨークから帰国したのが20日。それも、聞けば時差ぼけで前夜11時に寝たのが朝の5時まで寝られず、正味2〜3時間の睡眠しかとってない。
働き盛りならいざ知らず、96歳ですから。それも、ニューヨーク滞在中は中5日で5人を取材して、観光する間もなかったとか。
( 。-ω-)-ω-)-ω-) シーン・・・
でももし、万一のことがあったとしても、ここはお寺だから、その点安心よね(^O^)
って…
違うやろ〜(*`ε´*)ノ_彡☆バンバン!!
どうも失礼しました。先生、ごめんなさい<(_ _*)>
実は私、先生のことが心配で心配で…。
ニューヨークに発つ前も、
「先生、帰って来てくださいね(/-\*)」
すがるように懇願しました。
「なんか、帰って来れないみたいじゃないの」
「だって、心配なんです。ニューヨークだし…"(-""- )"」
だってねぇ、仮に転んだとして、それだけで…大変なことになりかねない。考えれば考えるほど、ああもあろうこうもあろう…妄想が膨らんでしまう。
「甥なんか言うわよ。『帰って来なくてもいいよ。年金もらってるから』って…」
何でもジョークにしてしまう。その回転の速さとユーモアにはいつもながら感心するのですが…。
帰国を確認するまで気が気じゃなかったです。
ヾ( ̄_ ̄ )/\( ̄ー ̄)/\(  ̄− ̄)ノ゛ドモモモ・・
帰って来たら来たで、荷物を解く暇もなく講演…ですから。
で、この講演、編集部の方から、記事として盛り込むために取材するようにと要請を受けて参加したんですね。
講演が始まる前、お坊さんが
「写真家の笹本恒子先生で97歳、ニューヨークから帰って来られたばかりです」
なんて紹介したのを、立ち上がった先生、
「ただいま97歳とご紹介を受けましたが96歳です。この年になりますと1年の差が大きゅうございます(^ー^)ノ」
などとナイスフォロー…には舌を巻きました。全く、
あんたは魔女か…(^◇^;)
いやはや…。
スライドの写真を見ながら「昭和」をひもとく笹本先生。背筋はまっすぐ、黒いワンピースの小柄な体からは老いの陰さえ見当たらない。その声は張りがあって淀みなく、撮影当時のエピソードを交えながら進みます。メモなんて勿論、ありません。
講演内容も去ることながら、その日本語の美しさ、佇まいの優しさ、上品さ、大きな仕事を残しながら何処までも謙虚…。
それはもう…
アラ100(=Around100)のマドンナ!
ドモ\(~∇~* )( *~∇~)/ドモ
講演後は先生と一緒に先生のマンションへ…。
ワイン傾けながら、おしゃべりなのか取材なのか…わからないことを話し込んだのでした。
先生とのお付き合いは10年以上。明治の女性を取材されてた時には、助手(荷物持ち)として取材にご一緒したものです。宇野千代さんや沢村貞子さん…にもお会いしました。
(●*'v`*人).o0[*ТНДЙК уОЦ*]
「先生の助手してた人間が、先生を取材するなんてドラマみたいですね」
「ホントね、ドラマにしなさいよ」
「ヽ(^∀^*)ノあーい♪」
素晴らしい記事になるよう、頑張ります!