「がん」という冒険(82)
このブログにも何度か登場し、(69)~(72)ではその訃報について更新した95歳で召された★姉妹の納骨式に参列した。
夏の終わり、一人暮らしの★姉妹を放射線治療に通院しながら何度か訪問した。その間、
訪問したら★姉妹が台所で転倒していたり
私が帰った後、転倒したまま朝を迎えられたり
ベッドで★姉妹と語らっていた(がんになったことを話していた)ら、大きなネズミが出現したり
と、誠に劇的なことが(私にばかり)次々起こった。
そうして極めつけは翌月、自宅火災で亡くなり、それは全国ネットで報道された。
返す返すも不思議である。
しかしながら復習すると、
・火災は真夜中に起きたにもかかわらず、★姉妹は浴室でシャワーを浴びており炎から守られた。
・一酸化炭素中毒で苦しみはなかった。
・綺麗な顔のまま搬送され病院で息子さんは対面できた。(死に目には間に合った)
・火事は延焼することなく、被害は最小限におさまった。
というような数々の奇跡が起き、葬儀も晴れ渡った天候の下、祝福のうちに行われた。
これらの奇跡が一つでも欠けていたら、悲惨なことになっていただろう。こういうことを私達キリスト者は、
主のご栄光が現わされる。
という。
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納骨式の日も、誠に美しく晴れ上がった。
この日、私は★姉妹の遺品としていただいた紳士物のような厚手の上着を着て行った。私の知っている★姉妹は既に80代で痩せてか弱い雰囲気だが、若い頃には当時としては背丈もあり立派な体格だったことがわかる。
ついでにいうと、この上着のほかに、フォックスの黒い毛皮ショールももらい受けたのである。着物の着付けを習うようになった娘αにいいのではないかと言ってくださる姉妹がおられ、それはまるで、
棚からぼた餅。
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しかも受け取ったそれは、
新品同様のピカピカ
もっと私より★姉妹のお世話をした姉妹が何人もおられるし、他にほしい姉妹がいそうなものだとも思うが、私は素直(欲深い?)なのでありがたくいただく。
みんな欲のない人達なのだなぁ。
と感心させられた。
ちなみに、(双子の)娘達と★姉妹とは不思議なご縁があった。このブログにも更新したが、娘達の誕生日である9月15日、娘達と江の島にいた私に★姉妹と一番親しい◇姉妹から突然、電話がかかった。★姉妹宅からで、ここにネズミが出現して私が大騒ぎした話になり、◇姉妹が私に電話をされたのであった。
今日が娘達の誕生日で江の島でお祝いしていると告げると、なんと、9月15日は★姉妹がもう十年以上も行方知れずの娘さんと同じ誕生日らしい。
この娘さんのことを★姉妹は封印しているところがあったが、この時口にされ、それ以後も◇姉妹に「娘に会いたい」と言われるようになったと…。
そのことは私のなかに重く突き刺さっていた。そうして、★姉妹の自宅火災が全国区でニュース報道されたと知った時、とっさに、
行方知れずの娘さんが、このニュースを見たのではないか?
と思った。そのために主は、この火災を起こされたのではないか!?
思いながら葬儀の日、葬儀の始まる前からずっと泣き続ける女性がおられ、誰かと思えば、その娘さんであった。
そうして、納骨式にも来られていた。また、私の直感は当たっていた。
娘さんは、あのニュース報道を見て★姉妹の訃報を知ったらしい。
(つづく)