ゼラニウム
今、我が家のベランダに、ピンク、白、赤…三色のゼラニウムが咲いている。
ゼラニウム三姉妹(^。^)y-.。o○
始まりは、どうしようもないやりきれなさ、いたたまれなさ……みたいなものだったような気がする。
去年12月の初めに出した(例年より早い)クリスマスツリーを一人で飾りつけ、イルミネーションを点滅させ、その点滅するイルミネーションを見ながら、癒されたのである。
心に灯がともされたように、ほっこりした気持ちになれた。
来月は受験、というのに、家庭教師の約束はすっぽかす、起きてる時間より寝てる時間の方が長い……???娘達(双子)との生活に、ほとほと疲れていた。
エステに行き、手入れしてもらいながら担当者と会話するなかで、その人が色々と花を育てる話を聞き、
「ゼラニウムは何もしなくても、水やりしなくても咲いてますよ」
と言われた。そのことが頭の片隅に残っていたのだろう。駅前の花屋で白とピンクの「ゼラニウム」が特価で売られていた。何だか、神の導きのように思われて買った。
花を嫌いな人は、なかなかいないだろう。そういう意味からすれば、私は「花が好き」というほどではない。花を丹精こめて世話して育てるだけの意欲はなかったが、水やりもろくにしなくていいのなら…と、トライした。そして…、
ゼラニウムは見事に咲き続けた。
次から次へと花を咲かせ、その勢いはまるで雑草のよう。
水やりくらいはしたが、その、何もしないのに、これほど見事に咲き続けるゼラニウムが、健気(けなげ)に思えた。
金も時間も労力も費やし……育てている娘達は………(/ω\)
逞しくも美しく咲くゼラニウムに励まされ、なぐさめられた。
そんなわけで、ゼラニウムには義理も愛着もある。
この夏、駅前の花屋で、またも赤い「ゼラニウム」が特価で売られていて買った。
しばし、花が落ちて、葉っぱだけだったのが、再び赤い花をつけた。
眠っていたピンクと白も花開き……。
うちの娘達はなかなか、華麗に花は開かないが……
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?