献血ルーム(2)

小学5年生の娘達(双子)引きつれて、礼拝の帰りに献血ルームに行って来ました。
この献血ルームは去年の9月以来2度目です。
それまでは献血バスでした。
献血バスよりはかなり待遇が良いので、献血ルームに向かったのでした。
小学生にとっては、コカコーラの自販機が自由に飲めてパソコン出来る、というのは夢のような世界で、娘達は「ヤッホー!」です。
母親の尊い血が犠牲になっているという意味が果たして、わかっているのか…。
などと、恩に着せるつもりはないけど、改めて考えてみました。
400ccの血液って、相当な量ではないか。
今までの献血で、
あっさりと400cc進呈して来たのですが、礼拝の看護師(資格もってる)姉妹に、
「女性で400献血出来る人はなかなかいませんよ」
と言われたこともあり、ちょっと認識が変わりました。
調べてみたら、赤十字センターとしては、200ccより、400ccの献血がかなりありがたいようなんですね。
それは、
「400大丈夫ですか?」
と向こうから言ってくることでもわかります。
この日も受け付けして、いきなり聞かれました。
「400大丈夫ですか?」
本人の了解とって、検査して、(400取れる)結果が出ればGOなわけです。
で、「はい」と返事して、血液検査を受けます。
その結果…。
400cc「GO」。
過去「NG」だったことがないのでありがたみもないのですが、これはやはり、神に感謝すべきことではないかと思いました。
リクライニングで献血が始まって、スポーツドリンクとビスケット(2枚)もらい、
看護師さんに聞いてみました。
この400cc献血に必要な条件として、
体重が50キロ以上。
ヘモグロビンの数値が12以上。
このヘモグロビンというのは赤血球の働きの中心となってるもので、これが不足すると貧血になるそうです。
男性なら、およそ13〜17、女性は11〜15が平均。
私の場合は「14」だそうで、
「余裕ですね」
と言われました。
血の気の多い自覚はないけど、貧血の経験は皆無に等しい。
「きちんとした食事をなさってるんでしょう」
と言われ、まぁ、幼い子どもがいるので、いい加減な物は食べさせてない。
それが功を奏したのでしょうか。(娘達も丈夫です)
献血終わり、受付で、
「『歯磨き(チューブ)』と『(何か忘れた)』の「どちらがいいですか?」
と言われ、私、きょとんとしてしまい、
献血のお礼です」
咄嗟に家の歯磨きが切れかかっていることを思い出して、
歯磨きを貰いました。
「どちらがいいですか?」
に酷く戸惑いました。
去年は確か、ハンドソープのボトルにバンドエイドや綿棒…などをいただきました。
(ハンドソープはまだ使っています)
そういう比較はしたくないけど…。
貰ったチューブの歯磨きは50グラムで…。
これがお礼だったら、貰わなくてもよかったような…。
「もっといいモノくれよ」ではなくて…何だか、商店街の福引交換みたいな。
この日は私、献血カードを忘れてしまったのですが、
ポイントが貯まる。
そうで…。
受付の後ろの棚にコシヒカリ(1キロか2キロ)の袋が並んでいたのは、
そういうことなのか…。
納得しました。
「アイスクリームは召し上がりますか?」
と聞かれ、
「子どもも一緒なので」
と3枚のメタルを貰って、自販機でアイスクリームを食べました。
何か違う…。
この思いをどうしようもありませんでした。