「修道女ルシア 辱(けが)す」(1)

タイトルは知っていました。
タイトルだけで、内容は大体想像できました。
ってか、日活ロマンポルノで「修道女」とタイトルにあれば、察しはつきます。
神の僕(しもべ)として、禁欲的な生活を強いられ…気高くもつつましく生きる修道女。
その清らかな笑顔の裏側の、どうしようもない自我、肉欲…との葛藤。
絶望した修道女は神の前にひれ伏し、懺悔する。
(~△~)ネムイ。。。(~ε~)マジネムイ。。。( ~◇)Zzz
…んなわけありませんよね。
女の園修道院の中で、(世俗以上の)女同士のドロドロがあるんやろな。
(嫉妬や欲求不満、女同士の三角関係とか)
その修道院の中に、あらくれ男が侵入してきて、てんやわんや…なんやろな。
修道院という聖域の中で、人生を神に捧げた女達…。
それを、面白おかしく、淫乱に、誇張して、ロマンポルノにしたに違いない。
修道院も修道服も十字架も…観客のエロ心をそそるだけの材料でしかないのは明らかで…。
未信者だったら見たかもしれないけど、
クリスチャンになったからには、見るべきではない。
と思っていました。
だって、「信仰」を明らかにバカにしている。
それが…。
ピーター先生のお宅を訪問して、例のごとく書斎の本棚を覗いたら、
「修道女ルシア 辱(けが)す」
が、目の前に迫ってくるではありませんか。
だって、「脚本 桂千穂ですから。
今までは見なかったのが、日活から送られてきたようです。
先生に、
「これはどうですか?」
と聞いたら、
「別に…」
暑いし、もう先生、大抵のことはどうでもいいようで…。
そしてこの時、何故か、
自分の目で確かめよ。
みたいに神から背中を押されたような気がして、
「修道女ルシア 辱す」
を借りたのでした。
http://www.dailymotion.com/video/xxna9g_%E4%BF%AE%E9%81%93%E5%A5%B3%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%80%87%E3%81%991978-%E6%98%AD%E5%92%8C62%E5%B9%B4-op-intro-title_shortfilms#.UewHbtLIYfQ