個人教授(8)

桂先生宅にお邪魔するのは頻繁とも言えるのだが、先生のパソコンを前にするのは実に久々である。
すると…。
NEWパソコンになってるやんけ。
(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!●~*ヒイィィィ!!(>ω<ノ)ノ
意味もなくあわてる。
この日、パソコンの前に座ったのは、今までのように先生に原稿送信を頼まれたのではなく、
久々に復活した「桂千穂コレクション 百恵の唇」のブログを見ていただこうか、という気になったため。なくとなく〜である。パソコン操作してブログを開く。
すると、
「面白いじゃないですか。こんなふうに書くと見たくなりますよ」
満更、お世辞でもないような口調で驚く。
「え、だって全然、映画評になってないじゃないですか」
「そこがいいんです。面白く宣伝してるじゃないですか」
「キタ━━━━ヽ(^∀^ )ノ━━━━!!!!」
「あんなつまらない映画を、こんなに面白く書けるなんて、大したもんです」
「キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
想像もしなかった讃辞に舞い上がる。
「じゃ、先生、それをコメントに書いてくださいよ」
「この前販売してるの見ましたからね。『つまらない』とは書けませんよ」
「でも、自作なんだから謙虚でいいじゃないですか」
「ダメです」
興奮した私は、先生にコメントをいただくことで頭がいっぱいになる。
「じゃ、先生、何でもいいからコメントください」
とコメントのシステムを説明する。書いていただけることとなる。
が…。
「コメントを書く」をいつものようにクリックすると、変な暗号みたいな画面が出てきて…。
それを読み取って新たに書き込むような、審査みたいなのがあって、正しく書き込まないと「コメント」出来ないらしい。
ゴルァ━━━━━━(゚Д゚)━━━━━━ !!!!!
(コメントに返信するのに)私の場合は手続きなしなのだが、外部コメントは、こんな面倒な手続きを経なければならないらしいのだ。
ブログスタート時、
「コメント出来ませんでした(-_-;」
という京大法学部を出て新聞社に勤める友人がいたけど、これだったのか…と思う。
また、アクセス数の割にコメントが少ないのも、このせいなのか…とも思う。
他のブログにコメントするのに、私はこのような「審査」を経験したことはない。
「どうしたんですか?」
ううむ、こんなことで手こずっていては沽券にかかわる。
焦る。
「全角」とか「半角」とか…。
大嫌いだよ!!!
ウヒャ━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━ !!
とも言ってられず、携帯でサポーターにSOSする。
何でも、こういうのがないと、「バイアグラいりませんか?」みたいな迷惑メールが何百通も来たりするとか。
ほんまかいな。
で、「半角入力」と教えられ、悪戦苦闘。
やってもやっても…跳ね返され…。
もう、あかん。
へこたれそうなところを、京大法学部出た才媛でもできなかったんだから。
と自らを慰め。
人にはできないことが、神にはできるのです。
(ルカの福音書 18章27節)
神さま〜お願いします」
はい…できました。
ホッ…。
で、先生にコメント読み上げていただき、私が入力させていただきました。
「カツラ―」さまは桂先生の熱狂的ファンで、先生の講座にも通われた生徒さんです。
いつもコメントくださっているカツラ―さま。
また、今までコメントくださった読者の皆さま。
また、コメントしようとしてできなかった皆さま。
すべてに、感謝させていただきます。
ありがとうございます。
ドモ\(´▽`*)(*´▽`)/ドモ