心だけでつながれる。

今月、巨大ネット掲示板2ちゃんねる韓国から大規模なサイバー攻撃を受けて一時ダウンしたとか。
バンクーバー五輪で金メダル取ったキム・ヨナ批判が「2ちゃんねる」に殺到し、韓国のネットユーザーが激怒サイバー攻撃を仕掛けたそうです。

なんて…「パソコン猿女」を自認する私がネットネタとは…。
でも、私、このブログで

・映画批評「白い肌の異常な夜」
・女優批評 大竹○のぶ
・舞台批評 「飛龍伝」
・オリンピック批評 「狂ってる。」


未経験どころか、


そんなこと、ムリよ。ムリムリ、絶対ムリ!やれるはずないじゃないの…(/-\*)


ということを次々試み、いざ、やってみると


イ・カン


だったりして、自分の未知なる扉を開いた快感に酔いしれたりしております。
なので、今日は果敢にも、ネット…ネタに挑戦!
と言っても、

実は私、前回に触れた舞台の初台本で、このネットをネタにしてるんですね。
それは…


ネット心中。


当時、このネット心中が新聞で報道されていました。ネット心中に集まったメンバーに役者達を配し、話を展開させようと思ったのです。
何せ…

座長Mの母親、朝○雪路に「コメディ」「ニールサイモン」などという難しいお題を頂戴してしまったものですから。


舞台台本も初めてなら、コメディ書くのも初めて( ̄0 ̄;)
不安、焦り、プレッシャー…の中で、ようやく辿り着いたのが,

「ネット心中」.


思いついた時には、

これだ…ヽ(^^)(^^)ノ やっほー♪

と、確かな手応えを自分では感じたものの、人に話したら…


「ネット心中でコメディ?(-_-;」


みんながみんな妙な顔をします。
でも、私には筒井康隆風のブラックなコメディに出来るような気がしたのです。

ただMの父親、津○○彦からMを通して、こう言われた時は怖かったです。
プロットを読んだ津○○彦…


「三輪が敢えて、こういう難しい題材をやろうとするなら、やってみたらいい。お手並み拝見だ」

ならば、

「いいわ、受けて立とうじゃない!見てらっしゃい、津○○彦( ̄へ  ̄ 凸」


…んなバカな…。
プレッシャーは、朝○雪路どころではなく…( ̄O ̄;
プレッシャーで死ぬかと思った…

(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!●~*ヒイィィィ!!(>ω<ノ)ノ


この間の経緯はまた別の機会に書くこともあるかもしれません。結果としては、


津○○彦 VS 三輪レイコ

三輪レイコに軍配が上がりました!
\(●⌒∇⌒●)/ニャリーン


津○さんには、台本の直しを2日にわたって一緒にやっていただき、本当に頭が下がりました。
以来、


「津○○彦と二夜を共にした」


周り中に振れ回ったのは言うまでもありません(^-^)v

それと…
今だから告白します。ブログで懺悔しますm(_ _)m


「私、津○の女だから」

とも振れ回りました…(/-\*)


スキャンダルにならなくてよかった…C= (-。- ) フゥー

(*^^)/。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆アリガトー


ちなみに、舞台終われば「ネット心中でコメディ?(-_-;」の人達が、


「やっぱり『ネット心中』ってネタがよかったよね(^ー^)


とのことでした(^◇^;)


この台本の中で、個人的に気に入っている台詞があります。

ビビアン「こんなお金持ちのボンボンと知り合いになってたなんて、知らなかった。そうよね、あたし達、一緒に死のう、ってのに、本名も知らないのよね」
一瞬の間。
武蔵「いいんだよ。ハンドルネームだけで。知らない相手だから本音で話せる。知ってる相手とは腹の探り合いしかできない」
マリア「顔も名前も知らないからこそ、心だけでつながれる。私はそう思います」


ネット心中しようと会場に集まった面々が自己紹介し、さて、これから…というシーンです。
今まで顔も名前も性別さえ(ネカマ=ネットオカマが混じってたんですね)知らなかったバーチャルな相手と、リアルに出会ったわけです。


「顔も名前も知らないからこそ、心だけでつながれる」


これは、確かに一理あると思うんですね。
例えば、このブログにしても、

相手の顔がまるでわからないから、自由に書ける。


リアルな人間前にしたら、言いたいことって言えないものです。


そういう意味で、匿名掲示板「2ちゃんねる」の存在意義みたいなものもあるのでしょう。便所の落書きとか言われてますが。情報源として、それほどバカにしたものでもないそうです。

そうそう、去年、この「バーチャル」と「リアル」で興味深い経験をしました。
SNSを通じてコンタクトを取ってきた男性。一緒に舞台やる人を探していて、作品があれば見せてほしい…。ネット上で互いの作品見せ合い、感想言い合って、色んな話をして意気投合…(^O^)/
…かと思えば、欝になったとかでネット上で相談窓口までやりました。その間、約半年…。会うことも電話することも一切、なし。

まさに「バーチャル」

でも、


・「ムダな情報がない」
・「コミュニケーションに時間も手間もかからない」

というのが、すごく快適でした。
自分の都合の良い時間に、パソコン開けばいいのですから。

・待ち合わせの日取り、時間、場所
・会うための支度
・会うための時間とお金

面倒な手続きが何もない。

・顔が好きじゃない…
・物の食べ方が気にいらない
・どんなこと話そうか…

面倒なことを考えなくてすむ。

それこそ、

「心だけでつながれる」


何年かかっても築けないような信頼関係が出来てるように感じていました


それが…。舞台の役者が大分集まり、レッスンも開始。一度、見に来てほしい…

で、稽古場に行きました。外見は「自己申告」とかなり違っていました"(-""- )"そして…稽古の感想を正直に述べたところ…


半年かかって築かれた「バーチャルな信頼」は、一瞬にして崩壊してしまいました。翌日、


問答無用の別離メールが…。


ネオキワル〜 ~~ヽ(▼o▼) オイッス〜