木島さんの演出

「3日間の公演では勿体ないと思うので、石川さん、よろしく」
打ち上げの席で言われた、この舞台を演出した木島恭さんの言葉です。
本当に、嬉しかった。
(*^^)/。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆アリガトー!
そもそも…。
舞台の演出に木島さんを呼んでくれたのは石川P。
この石川P、元は舞台役者であり、30年前に木島さんの演出を受けた。
そして、プロデューサーになってからというもの、
いつか、木島さんに演出してもらう舞台を手がけたい。
と思っていたらしい。それが今回、実現した。しかも…。
「Women」の台本読んだ木島さん、
「こんな人(作者、つまり私のことですね)何処で見つけたの???」
「ちゃんと(プロデューサーの)仕事してるじゃん」
興奮して石川Pに電話して来たそうです。
見つけたも何も…。私が必死に石川さんに飛び込み、執念のように食いついて離れなかったわけなんですが…。
シ━━(^(^(^(^(^(^ω^;lll)━━ン
まぁ、終わり良ければすべて良し。石川Pも俄然、ヤル気になって、台本読み直し、
感動して泣いた。
そうです。(初回は、それ程でもなかったんですねf(^ー^;)
ま、題材が「妊婦」「妊娠」ですので、ムリもない。
それからの展開は早かった。
念願の木島さんとの仕事に石川Pが活気づき、「燃える闘魂」と化したのは言うまでもありません。
私は今年の2月、木島さん演出の舞台を石川Pと観て、
「この人が、あれ(「Women」)を演出したら、凄いことになるんじゃないか」
という感想を言って、木島さんは笑っておられました。
木島さんは、自分からあけすけに物を言う人でなく、私も積極的に話す方ではない。なので、「顔合わせ」や「稽古」でも、あまり、やり取りはしませんでした。
そして、公演。通算、5回の公演を観た私は、
木島さんに感謝。
私の台本を、本当に大切にしてもらえた。
それは、「Women」のホンを気に入ってもらえた、ということが前提としてあるのでしょうが、「Women」とモーツァルトとのコラボレーション。
これが絶妙でした。何せ、台本には、
「SE(音響効果)モーツァルトの調べ」と無責任に書いてあるだけなのですから"(-""- )"
稽古に入る前、
「転換が多すぎる。これを、どうするか…が問題」
と言われました。転換=場面と場面との転換(つなぎ)のことですね。それを、
モーツァルトのBGMと白衣の黒子の登場で乗り切った。
白衣の黒子…
斬新でした。まさに…木島マジック。
これは、キャストの中に白衣を調達出来る人物がいて、それで実現したものです。
音響さんに聞いたところでは、
「舞台とクラシックの組み合わせは非常に難しい。木島さんは100曲くらいモーツァルトを聞いたと思う」
と…。
シ──(-ω-)(-ω-)(-ω-)──ン
石川さんから、
「役者がみんな、木島さんの演出に感激してる」
これ……最高ですよね。尊敬出来る演出家と仕事出来るって、役者冥利に尽きると思います。
公演してみれば、
木島さんを慕う役者は多数いて…
「木島さんに演出してもらいたい人がいっぱい」
ということを知らされました。それでも、
次回作、「MOTHERS」の演出は木島さんに決まっていて、
プロットを読んでOK
を貰っています。
ヤァ \⌒∇⌒(⌒∇⌒(⌒∇⌒)⌒∇⌒)⌒∇⌒)/ ヤァ
「Women」の再演と「MOTHERS」公演に向けて頑張りますので、皆さま、応援の程、よろしくお願い致します。
YAH♪☆0(^^0)*^^*(0^^)0☆♪YAH