ずっと思ってた「あのこと」。

先月のこと…。
プロデューサーのIさんと舞台の話してた時、私はふと、言ってしまった。ずっと思ってた「あのこと」素朴なギモン…。でも、素朴なギモンほど、「言ってはいけない」という暗黙の了解もある。
それを言っては身も蓋もないでしょ〜( ̄▽ ̄;)みたいな…。
身も蓋もなくなるようなことではないけど。でも…謙虚な私は言えなかった。去年の11月、シアタークリエで「グレーガーデンズ」観た時には、このギモンをダメ押しされた。ひょっとするとこのギモンが氷解するかと一抹の期待をもって大枚11000円払ったのだ。でも…。やっぱり、期待は裏切られた。大竹●のぶに
別に、大竹●のぶに恩も義理もないし、この先、一緒に仕事するわけもないし〜( ̄0 ̄;)
11000円払って舞台観に行ったんだから、言う資格はあるんじゃないの???
そんな気のゆるみがあったのだろう。Iさんについ、口を滑らせて言ってしまった。


「『大竹●のぶ』って、何をやっても『大竹●のぶ』じゃないですか?」


い、言ってしまった…(^◇^;) 身の程知らずな、神をも恐れぬことを…
と、すかさずIさん、

「そう、何をやっても『大竹●のぶ』!!」

明快な反応が返って来た。
それは…。
長い長いフラストレーションが解消された瞬間だった\(●⌒∇⌒●)/ニャリーン
(●´(ェ)`)ノ゙*:;;;:*☆祝☆*:;;;:*ヾ(´(ェ) `◎)

Iさんは同意してくれたけど…他の人はそんなこと思ってないのだろうか?
(少なくとも野田秀樹は思ってないようだ。「THE DIVER」日本語バージョンで大竹●のぶを起用している)

なんかもう、私には、大竹●のぶがひょっとこのお面かぶろうが着ぐるみ着て踊ろうが…『大竹●のぶ』のように思えてしまう。

現に、「グレーガーデンズ」では、不思議なファッションセンスの持ち主であるイディ(大竹●のぶ)が海ぼうずみたいな格好で出てきた。これが違和感なく似合ってた。
それは例えるなら、和田ア★子がウエディングドレス着ようが廻し締めて四股(しこ)を踏もうが、それはもう、「花嫁」でも「相撲取り」でもなく「和田ア★子」なのと同じかもしれない。和田ア★子がウエディングドレス着てるのではなく、ウエディングドレス着た和田ア★子なのだ。

別に、「女優大竹●のぶ」をどうのこうの言う気はない。ただ、「海ぼうず」になっても違和感ない大竹●のぶである。ある意味、すごい!桃井か◆りだって、そうはいかないだろう。
蜷川演出、井上(ひさし)作品…舞台出まくりの大竹●のぶ。確かに美人ではないし背も高くない。年も取ったし、映像より舞台向きなのはわかるけど。私としては、

「もういいよ。大竹●のぶ(-_-;」

という感じ。例えば、黒▲瞳が河童の役するなら、え〜!と思うし、見てみたい、とも思うけど、大竹●のぶが河童やるとしても、あ、そう…C= (-。- ) フゥー

ある意味…

恐るべし、大竹●のぶ…
なのだが。

ふ〜ぅ、どうしよう…。言うだけでなく書いてしまったからには、もう、どんなことがあっても、例え、大竹●のぶが、

「是非、三輪センセイの作品に出たい!」

と喚(わめ)いたところで、私は断るしかないではないか…(-_-;
已むを得まい…

( ̄ω ̄)(ーωー)( ̄ω ̄)(ーω−)


実は、これほど大竹●のぶに言及するつもりはなかった。ほんの前振りに2〜3行と思っていたのがついつい筆が進んでしまった。これも大竹●のぶパワーなのでしょうか。

本題は、大竹●のぶでなく、

藤田まこと急逝…についてだったんですが。
びっくりしました。去年の緒方拳もびっくりしたけど…。(緒方拳の死によって私の胸にぽっかり開いた穴は、未だ塞(ふさ)がれていません( -""-)
藤田まこと氏についても、私、ずっと思ってたことがあったのです。誰にも言えなかった「あのこと」が…。別に氏を冒涜(ぼうとく)するわけでもないし、他意のないことなのですが…。何故か言えなかった。素朴なギモン。氏の急逝により、その衝撃の余波を借りて言います


藤田まこと」って、「蜷川幸雄」に似てませんか?


昨日、前述のIさんと話す機会があったので、率直にこのギモンを投げかけてみました

と…

似てるけど…」
「…」
「でも、役者としては全然比較にならない

とのこと。
「世界のニナガワ」――舞台演出家として不動の地位にある蜷川氏が、元は俳優であったことは知られてますよね?古〜い日本映画を見てると時々、見かけます。で、「やっぱり(藤田まことに)似てる」と思う私。

あの、ぬうっ、と長い顔にデフォルメされた目鼻が写楽絵のようで…。

兄弟みたい
そう思われませんか?

"+;・ο。.・;+:+.。ο・;+*:゜・☆ヾ♪"
謹んで、氏のご冥福をお祈りします。