「やすらぎの刻~道」(上)
テレビ朝日で昼12時30分から放送している「やすらぎの刻~道」。
倉本聰脚本の、昼の帯ドラマである。
テレビ業界で活躍した人たちを無償で引き取る老人施設「やすらぎの里」を舞台にしている。
2017年放送の「やすらぎの里」では、やすらぎの里の入居者、脚本家の石坂浩二、女優の浅丘ルリ子、加賀まりこ、八千草薫、五月みどり、野際陽子(皆、高齢)…を交えて、様々なドラマが展開された。
今回放送の「やすらぎの刻~道」は、なんと一年枠。老人施設「やすらぎの里」でのドラマと並行して、脚本家、菊村(=石坂浩二」が勝手に書く脚本(戦前が舞台)が描かれる。これはみな若手で、老俳優たちのドラマをフォローしているのだろう。
2017年放送の「やすらぎの里」では、井深涼子役の野際陽子が放送中に亡くなった。ガンということだったから、あらかじめ、スタッフには報告してあったのかもしれない。ドラマの流れに不調和はなかった。しかし…。
「老い」は突然、忍び寄る。昨日まで元気だった人が、翌日、倒れるということもありえる。そういう意味でも、一年枠の「やすらぎの刻~道」には、注目していた。
そうして…スタートした「やすらぎの刻~道」。
録画した「やすらぎの刻~道」を見ながら酒を飲むのが、至福の時となっている。