「やすらぎの刻~道」(中)

前々回のブログで、修羅場が一段落ついたと書いたが、修羅場が一段落つくと、

修羅場の間にたまっていた諸々を徐々に片付けなければならず、それは例えば、

日常的には、新聞、録画(テレビ)、日記、家計簿、ブログ……

非日常的には、人との約束、読みたい本、不義理…

そんなわけで、たまっていた諸々を片付けている(片付かない)と、それは、

修羅場だった時以上に修羅場…

なのだと気づいた。

そんなわけで、ブログ更新の遅れの言い訳にしようとしている(-_-メ)

さて、「やすらぎの刻~道」である。

2017年放送から見ていたのだが、不満があった。

不満以上に「何とかしてくれ」と言いたかった。

浅丘ルリ子(お嬢)と加賀まりこ(マヤ)のコンビである。

主役は脚本家の菊村(石坂浩二)だが、それを取り巻く背景のように、にぎにぎしく登場する。

往年の大女優……それが今(やすらぎの郷では)や、「年齢不詳の派手なおばちゃん」という感じで、浅丘ルリ子加賀まりこも好きな女優だった私としては、興ざめであった。(デビ夫人化している)

それがこの度、大空真弓(桂木玲子)といしだあゆみ(中川玉子)の登場(やすらぎの郷に入居)である。

ガラリと色が変わった。

幾分、でっぷりとした大空真弓は顎の線がなくなっている。火・木・土と認知の症状が出て、月・水・金は別人のように明晰になるという。おしゃべりで話し出すと止まらず、入居早々、他の入居者に疎(うと)んじられている。

いしだあゆみ大空真弓の付き人で、影のように寄り添っている。

そして、大空真弓には、100円ショップで万引きするという習癖があった。