「処女が見た」(1)

ブログ開くと「秘 海女レポート 淫絶」のポスターが飛び込んで来て、戸惑ってしまうのだが、
ポスター削除するのもおかしい、と思い、敢えてそのままにした。
敬愛する桂先生の作品だもの。
しかし、さっき気がついて「淫絶」という語、辞書で調べたらなかった。
さて、昨日、先生宅に伺い、(2枚あったので)いただけた日活ロマンポルノのDVDのケースにDVDがなかった旨を説明し、此処にあればお借りしていきたと思ったのだが、
なくなっていた。
で…代わりに見つけたのが、これ。

「処女が見た」とは…日活ロマンポルノもかくや…のタイトルであるが、1966年の大映映画である。しかも、
監督は、勝新太郎の「座頭市」シリーズ、市川雷蔵眠狂四郎」シリーズ、若山富三郎子連れ狼」シリーズなどで知られる三隅研次主演は、あの、若尾文子、安田(現、大楠)道代に城健三朗だった現、若山富三郎なのである。「海女レポート」が海女のコスプレだとしたら、「処女が見た」は、明らかに、尼僧のコスプレ…これを、若尾文子がするのだから、凄い。
パッケージを見てカラー映画かと思えば、白黒映画。
あらすじには三隅研次監督が若尾文子、安田(大楠)道代のダブル主演でおくるエロティック・ミステリー…」とある。
ロマンポルノのような過激なシーンはないものの、尼僧服の若尾文子にキャピキャピの大楠道代、生臭坊主の若山富三郎…。
もう…匂い立つようなエロティシズムである。(エロい)
今回は予告編ということで。
「処女が見た」予告→(CM後)http://www.dailymotion.com/video/x4i09mf