「○明○間」

何をブログのネタにするか、毎回悩みます。
先日、奈良漬け(=桂先生の好物、実家が奈良なので)持参して年始の挨拶に伺いました。
いつも訪問する度、桂千穂コレクション」ネタに日活ロマンポルノをお借りしようと本棚を見せていただくのですが、ついつい
別のDVDにそそられてしまい…。
基本的にお借りできるのは1本なので、ロマンポルノはしばらく借りてなかったのです。
桂千穂脚本のロマンポルノなら「桂千穂コレクション」にできる(書ける)わけでもなく…。
(借りて見たけどブログにしなかったもの、あります)
(ロマンポルノ)借りる前に、
「先生、これは?」
とお聞きして、
「それは傑作です」とか「(先生は気に入らないけど)大当たりしました」
などと返ってくれば即、借りるのですが…。(ちなみに後者は「海女レポート」ですね)
そういうのはもう大方、制覇しました。(わざと取ってあるのもありますが)
それが先日、最近日活からサンプルとして送られて来たらしい
「○明○間」
という不思議なタイトルのDVDを見つけました。
「透○人○」というタイトルに、何ともそそられしまい…。
「先生、これは?」
とお聞きしたら、
「それはひどいです」
「ひどいんですか…」
「どうにもならないほどひどいけど、そういうひどいのを見るのもいいかもしれませんね」
などと言われると、変な好奇心が沸いてくるものです。
「○明○間」×ロマンポルノ
となれば、
主人公の男が「透○人○」になって、女の子に嫌らしいことやりまくるんだろう、というのはあらすじ読まなくてもわかります。
で、「○明○間」になる薬はどうしたのかと思い、パッケージ裏見たら、
「さえない風体の大学の研究員、一平は老教授と研究途中、偶然にも透明になる薬を発明する」
とあります。
透明になる薬を偶然発明するのか。
でもまぁ、1時間ちょっとの映画ならこんなとこやろ。
原案は別の人の名前があり、スタッフの誰かみたいなんですね。いくらなんでも、
桂先生なら、もうちょっと面白い仕掛けを考えるのではないか。
と思いました。
で、昨日、土曜の夜、
娘達が寝た後で…
桂千穂コレクション」
にしようと、何故だか期待してしまったんですね。
土曜夜の興奮と…
出演者に「志摩いづみ」「宮井えりな」…という(ロマンポルノ界では)華々しい名前を見たこともあり、
久々に桂千穂コレクション」いくぜ!!
だったんですが…。
ピンクレディの「透明人間」歌う
ピンクレディとは程遠い二人
のファーストシーンから…
ついていけないものが…
「どうにもならないほどひどいけど、そういうひどいのを見るのもいいかもしれませんね」
先生の言葉の重みをひしと受け止めた夜でした。