100歳まで生きる?!(2)

確かに、周囲と比べて「健康」「丈夫」という自覚はあった。

風邪をひかない、頭痛・生理痛もない、腰痛も知らない。

妊娠した時には悪阻(つわり)も全くなく、(双子妊娠は悪阻も大変とか)

夫から、

青銅の魔人

と言われた。

そんなわけで、健康診断などでひっかかったこともほとんどない。

唯一、数年前に「血圧」でひっかかり、(上が180くらいあった)脳梗塞やら「寝たきり」やら…言われ、薬を飲むことになった。

「昔はひどい低血圧だったんですよ」

「俺だって、昔は髪があったよ」

である。つまりは、老化現象。それでも、最初、2錠処方された薬が1錠に減った。

今までは院長に診てもらっていたのが、今回、初めて院長Jrから健康診断の結果を聞き、

「100歳まで大丈夫」

と太鼓判を押され、私は衝撃を受けたのである。

院長Jrとしては、リップサービスもあってこう言ったのだろうが、私は全く、嬉しくなかった。

「あんまり長生きしたくないんですけど」

「だって、このままいくと100歳まで生きますよ」

「\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?」

人より丈夫に出来ていることはわかっていたし、「老いぼれる」のは嫌だったので老化を遅らせるための努力もしていた。

同世代よりは「若くてあたりまえ」と思ってはいたが、それが、

「100歳まで大丈夫」

と言われると……(~_~;)(-_-メ)( ;∀;)

普通の人は「100歳まで大丈夫」と言われると嬉しいのだろうか?

ただ、自分が今、健康のために心がけている努力が「間違っていなかった」と肯定された喜びはあった。

しかし、元より、クリスチャンである私は「死ねば天国」なので、この世に未練はないし、この世が「長生き」に値するほど良いところとは思えない。

最善の時にイエス様が迎えに来てくださるから、まぁ、余生は後数年(10年未満)と勝手に思い込んでいた。

なので、いきなり飛び込んだ「100歳」は衝撃であった。