今年の漢字、「令」。

不思議である。

今年の漢字という、一年の終わりに発表される、この一年を象徴する漢字…というものがあって、いつもは後日、新聞などで知った。

それが12月12日昼、テレビでNHKを流し見していたら、

後5分で今年の漢字を発表するという。

今年の漢字というものが、それほど大変なものなのかと思いながら、5分後の発表を待った。

清水寺の住職が白紙に大きく墨書きする。

え、え…これは………。

「令」

である。「令和の令」―—。すなわち、

私の名前の「令子」の「令」である。

なんと言おうか…。

年号「令和」発表の時

https://rennren.hatenablog.com/entry/2019/04/07/013116

同様に、はっ、とさせられた。

嬉しい…というのとは違う。しかし、

嬉しくない…というわけでもない。

この名前に冠をもらったような……。

晴れがましさ……?

この名に恥ずかしいことはできないような、

ちょっと背伸びするような、気持ちである。