祈り(1)

すみません。
ああ、ブログ…。
と毎日、呻きながら…連休や締切や、バテてたり。
ブログのテーマも浮かんで来ないで、更新遅れました。
催促もないけど、次第に、
借金の利息がふえるみたいに…
更新遅れるのが苦痛となり、
今日は、更新します!
仕事でオウムのことを調べていました。
地下鉄サリン事件から20年。
戦後70年で、日本がアメリカと戦争したことも知らない大学生もいるようですが、
「オウムを知らない子ども達」…の世代になってきたのかもしれません。
麻原彰晃(本名:松本智津夫)を教祖とする、オウム真理教が起こした教団と敵対する人物の殺害や無差別テロ。
幼い赤子まで巻き添えにした坂本堤弁護士一家殺人事件、
7人の死者と数百人の負傷者を出した松本サリン事件、
12人の死者と数千人の負傷者を出した地下鉄サリン事件…。
一連のオウム事件での死者は26名、負傷者は6000名を超えるとあります。
被害者数や社会に与えた影響や裁判での複数の教団幹部への厳罰判決などから、「日本犯罪史において最悪の凶悪事件」とされているらしい。
今、こうして振り返ってみると、「なんじゃ、これ」
劇画でも映画でも、ノンフィクションでもなく、しかも、「平和の国、ニッポン」で、こんなことが起こったのだ…。
また、死者や負傷者…とあるが、死者や負傷者の家族、親族、友人、恋人…も、間違いなく「被害者」のはず。
それを数えれば、「被害者」の数は、6000名の何倍になるのか…?
であるが、今回のブログでこんなことを訴えたいのではない。
オウム側では192名が起訴され、13人の死刑、5人の無期懲役刑が出された。逮捕者、執行猶予者、懲役受刑者…の数はいくらになるのだろう。
彼らはあくまで「加害者」である。オウム信者には、若い世代、また高学歴のエリートが多いことも話題となった。
進むべき道に迷い、行き詰り、「オウム真理教」に出会い救いの道を見出し、若気の至りで「人生を棒に振ってしまった」としたら…、
彼らもまた、被害者ではないか?
オウム事件の被害者の方々には、言葉もない。二十年以上経った今も、傷は癒えることなく、闘い続けていらっしゃる方々は大勢いる。
しかし、敢えて、このブログでは、加害者でありながら被害者ではないか?
という分析を行ってみたい。
エリート外科医から無期刑の受刑者となった林郁夫。
地下鉄サリンの散布役の中で唯一、死刑を免れた林郁夫は、今年、68歳になった。
次回は彼について、述べてみたい。
☆途中から、急に語調が変わっていて、すみません(笑)