日本のクリスマス(1)

どこもかしこもクリスマスソング…の時期になりました。
外国だと、
Merry christmas&Happy new year!
となり、新年まで続くのですが、日本の場合、
24日のイブで盛り上がり、25日も終わりに近づくと、
売れ残りのクリスマスケーキが安売りされる。
女性がクリスマスケーキに例えられた時代もありました。
その心は…
24歳までは売れ時、25歳過ぎたら叩き売り。
今ならセクハラですな。
それにしても…
クリスマスがイエス・キリストの誕生を祝う行事だというのは、何となく知られてはいます。
つまり、
クリスマスの主役はイエス・キリスト
のはずが…。
イエス・キリスト…どこにおるねん。
そもそも…
イエス・キリストとは縁も所縁(ゆかり)もない日本人が、なんでクリスマスに盛り上がるねん。
それは、
クリスチャンでも何でもない(聖書なんか開いたこともない)若いカップルが、
教会で結婚式を挙げたい。
と思うのと、似ているような気もします。
正しくないよね。
というわけで…
正しいクリスマスについて、語ってみようと思います。
まずは、クリスマスの意味から、
「Christmas」は「Christ‐mas」
つまり、
イエス・キリストを礼拝する」ということなのですね。
これを知ってるだけで、クリスマス気分も随分、違ってくると思います。
クリスマスは、クリスマスディナー食べたり、イベント出かけたり、ホテル泊まるのではなく、
クリスマス礼拝に出ましょう。
聖書開いたことのない人も、聖書の御言葉に触れたり、讃美歌歌ったりしましょう。
次に、赤と緑のクリスマスカラーにも、深い意味があります。
色々な説があると思うのですが、私の調べたところでは、
赤は、「神の愛」とキリストが十字架上で流した「贖罪の血」を表す色。また、祭礼の際に枢機卿(すうききょう:教皇に次ぐ高位聖職者の称号)の法衣として用いられ、白に続いて神聖な色とされているそうです。この法衣の色は「カーディナル(枢機卿の意)レッド」と呼ばれているとのこと。
緑は、クリスマスと言えば、モミの木とヒイラギ。これらは常緑樹として一年中色を変えない、つまりエバーグリーンの植物。
この強い生命力から希望の木とされ、永遠の命を象徴しているそうです。
またモミの木の小さな葉が十字架に似ていることから、キリストの十字架に結びつけられることもある。
ヒイラギの葉の棘はキリストの受難を、赤い実はキリストの赤い血を表すそうです。
どうでしょう、クリスマス気分が随分、深く、高尚なものになってきたのではないでしょうか?
以下、続きます。