「八重の桜」(1)

月日の経つのは早いもので、
ネタがない、ネタがない、ネタがない…
思っているうちに更新が遅れてしまい…すみません。
更新してないのにアクセスしてくださる読者の皆さまに心から感謝申し上げます。
(更新を)待っててくれてる人達がいる。
本当にありがたいです。
さて、NHK大河「八重の桜」の録画(15日分)見ていました。
いよいよ帰国した新島襄(にいじまじょう)がキリストの教えを広めようと、
京都にミッションスクール、同志社大学を設立します。
八重を妻に迎え、新婚生活もスタートします。
夫を「旦那様」と呼ぶ八重に、襄は、
「ジョーと呼んでください」
そして襄は妻、八重を、
「八重さん」
と呼びます。
夫婦は平等で対等、襄は料理も縫い物も洗濯もします。
洋髪に洋装、夫の信仰するイエス・キリストを信じることにした八重です。
ベーコンにスクランブルエッグの朝食
洋式トイレ
ベッド
戸惑いつつも、八重はそれらを受け入れます。
生まれて初めてベッドに横たわる八重。
二人でベッドに寝転びながら襄が言います。
「私は私の後ろではなく、隣を共に歩く妻が欲しかった。時に、私を導き、前を歩く妻が」
こういう女性、日本では異端だったでしょう。そういう教育、されてませんよね。
「私が間違ってる時は、遠慮なく怒ってください」
新島襄演じるオダギリジョー、なかなかいいです。
今でこそ、女性は強いけれど、当時は男尊女卑が当たり前。
「(女は男の)三歩下がって影を踏まず(に歩く)」
の時代。八重が夫を「ジョー」と呼ぶだけで、周りは怪訝な顔をします。
改めて時代というものを考えさせられます。
さて、同志社と言えば「西の早稲田」と言われる名門大学。
関西出身の私、よく知っています。(受験したけど落ちました)
へーえ、同志社つくった新島襄って、こういう人だったの。
と思いながら見ています。
素敵な人だったのね。
設立したばかりの同志社大学、京都と言えば
仏教が主流
ですから、ミッションスクール設立は困難を極めるわけですね。
聖書の授業はなし。
という条件で設立しました。(前回)
聖書なしでも、英語の授業で聖書をテキストに使うという抜け道を使います。
なるほど。
新しい道を切り拓く、戦いなわけです。
ミッションスクールのミッションて、意味ご存じですか?
mission(任務・使命)で、元来はキリスト教の布教のための伝道を示したそうです。
おそらく、設立当初はキリストの教えに基づいた、純粋な信仰に根差した学校だったのでしょう。
日本国内でもミッションスクールと言われるものは多数ありますが、

イエス・キリストの教え、信仰に立っているのでしょうか?
私もミッション系の大学に4年在籍しましたが、
確かに、「キリスト教概論」という講義はあった。
宣教師が教えていました。でも、
何の記憶もない。
聖書読んだ記憶もなければ、試験受けた記憶さえない。
どうやって単位取ったんだろう。
不思議なくらいです。
クリスチャンとなった今では、
どうして(もっとちゃんと講義を受けなかったんだろう)…
と思いもしますが、何にせよ、
ミッションスクールを謳っているわりには、全く、信仰のかけらもないキャンパスでした。
私は日本文学科でしたが、修学旅行で京都に行き、寺院を回ったような…

                つづく