「先生を流産させる会」(1)

すっかり寒くなってまいりましたこの頃。
今日は特に激しい雨で。
どうしようかな…とちょっと思ったけど、行かないまま引っかかっているのは嫌だったので、行ってまいりました。
映画、「先生を流産させる会」
数日前、検索してたら見つかって、昨年の映画だそうですが話題を呼んで色んなところで上映されるようになり、本日11月17日は、第22回映画祭TAMA CINEMA FORUMでの上映。
この映画、2009年に愛知県で起きた実際の事件がベースになっています。
当時、中学1年生の男子5人が、妊娠中の30代担任の給食に異物を混入するなどの嫌がらせを行った。この5人は「先生を流産させる会」を結成して、精液を模した液体を女教師の車にふりかけたり、椅子の背もたれのネジを緩めて転倒を企てたりしたそうです。ちなみに、異物の混入には女教師は気づきもせず、犯行現場を目撃した生徒の通報により事件が発覚したとのこと。女教師は流産しなかったようですね。
ネット上で犯行に関わった生徒の実名報道、刑事上の処分を求める声が相次ぐなど過剰な反応が話題となる中、この事件に目をつけた内藤瑛亮監督、即座に脚本執筆をスタートさせたそうです。映画化にあたっては、男子5人組を女子5人組に。
何よりも…。
「先生を流産させる会」
これだけで話は見えてきますよね。ショッキングだし、そそられます。過激で過剰で強烈でしょう。でも、
どうやって「オトシマエ」つけてくれるの?
これが観たい。
担任女教師を流産させようとする思春期の少女、5人組…。掴みはOK!で…何処に帰着するのか。
62分の映画です。
担任が流産した場合、しなかった場合…。考えてみます
大抵ね、「オトシマエ」を期待すると「ハグラカサレル」というのが、経験上は多いです。
整理されず団子になったり、ナンナンダカナ〜とぼやかされたり…。
はっきり言って、この映画の場合も、「オトシマエ」つけてもらえると思っていませんでした。
中学生が担任を流産させようなんて、映画としてどうオチつけるのか。オチのつけようがあるのか???
中学生が悔い改める、ってのも取ってつけたようだし、
女教師が無事に出産して、ハッピーエンド…って言うのもねぇ…
で…。
雨の中、遠路はるばる出掛けました。ずっと気になってるより、やっぱりなぁ〜とダメでも納得出来れば、いいかと思い…。
そしたら…。
キタ━━━━ヽ(^∀^ )ノ━━━━!!!!
こんな映画です。
http://www.youtube.com/watch?v=Ub0an2NqptY