能エッセイ

全く節操がないというかポリシーのないブログです。
それはきっと、筆者がそうなのでしょう。
今日は、能をネタに書きます。


「ウトウ」「ヤスカタ!」「ウトウ」「ヤスカタ!」
その日、気がつくと、双子の娘達(9歳)が相言葉のように言い合っていました。
聞けば、2人の愛読書「まんがで楽しむ能の名曲七〇番」、「善知鳥」(うとう)から頂戴したらしい。
何となく、
これ、使えそう。
と思う。
ネタに出来そう。
(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン
それはあくまで直感でしたが、娘達の無邪気なやりとりを神の救いのように感じました。
というのも…。
急に能にまつわるエッセイを書くことになり…。
それは、能のシテ(演技する人ですね)やってる知り合いからの急な依頼で、断るつもりで打ち合わせに行ったら、
「エッセイでいいんですよ。ただ、能について触れてあれば」
ドモ ヽ(゜▽゜*)Ξ(*゜▽゜)/ ドモ
「エッセイ」などと言えば、こんなブログ書いてるくらいですから、いくらでも書きます。
問題は…
能。
舞台は何度も観てるけど…。
ゴルァ━━━━━━(゚Д゚)━━━━━━ !!!!!
なかなか…エッセイにするまでこなれてません。
そんなわけで…
「能エッセイ」書くに至りお勉強していたら、娘達も「まんがで楽しむ能の名曲七〇番」読み出して、
「ウトウ」「ヤスカタ!」
と言い出したわけです。
この「ウトウ」「ヤスカタ!」の登場する演目、「善知鳥」(うとう)とは…。
こんなお話です。
 旅の僧が立山富山県)から下山すると陸奥外の猟師と出会う。この猟師は実は亡霊で妻子に自分の蓑と笠を手向け、身に着けていた片袖を届けてほしいと僧に頼む。僧は猟師の家を訪ね妻にいきさつを伝え、片袖を形見の衣に合わせ、蓑笠を手向け回向(えこう)した。と、猟師の亡霊が現れ供養に感謝するが、生前に自分が犯した殺生の罪を悔いる。善知鳥とは海鳥の一種で、親鳥が「ウトウ」と呼ぶと雛鳥は「ヤスカタ」と答えて巣から出てくる。猟師は親鳥の声を真似て子が出てきたところを捕えるのだが、それを見た親鳥は血の涙を流して飛び回る。それを避けるため、猟師は蓑と笠をつけて捕えた。
イクナ--(゚∀゚)-( ゚∀)-( ゚)-( )-( )-(゚ )-(A゚ )-(゚A゚)--イ!!!!!
親鳥が「ウトウ」と鳴けば、雛鳥は「ヤスカタ」と…ホントに鳴くんですかね?
ともかく…。
「ウトウ」「ヤスカタ!」をネタにエッセイにして、何とか納品出来ました。
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!