唐揚げのゆくえ(2)

はい、唐揚げの行方…です。
別に唐揚げ持ってくるために来たわけではないのに、すっかり翻弄されて、半ばパニック状態。
誰も困らないし、私が黙ってれば唐揚げのことなんかなかったことになるだけ。
たかが…唐揚げ。
されど…唐揚げ。
全く、唐揚げ如きでこんなにも動揺している自分に、またまた落ち込みます。
どこが信仰やねん。
|* ̄Д ̄*||*-д-*||* ̄Д ̄*||*-д-*|ウンウン
どうして、主は私から唐揚げを取り上げられたのか。
「主ノ思イト人間ノ思イハ全ク違ウ」
それはわかるけど…。
あの唐揚げがなくなった意味…。例えば、
唐揚げ見つけたタクシーの運転手、食べる気にならずゴミ箱に捨てる。それが餓死寸前のホームレスの命を救う。
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
なんか…唐揚げにされた鶏まで、気の毒な気になってしまい。
自己嫌悪の上に罪悪感
気分を換えて、唐揚げが私の手に戻ってくるストーリーを考えてみました。例えば…
ない…。
だって、タクシーの運転手さんが見つける可能性が一番高いけど、唐揚げに住所、氏名書いてるわけないし…。タクシー会社もわからんし、個人タクシーだったような記憶もあるけど、トロイ私の記憶なんてアテになるはずもない。
ベックさんのメッセージも終わり、食事の用意が始まります。にぎにぎしく姉妹方が用意を始めます。身も心も取り残され状態の私。そこへ…
「奥さま(* ^ー゚)ノ」
この家庭集会の主催者、元JAL客室乗務員の小泉姉妹にからかったように声をかけられ、
「これ、忘れ物」
…そ、それは…紛れもなく、タクシーに忘れたゴディバの紙袋。(袋だけゴディバ
目を疑いました。夢かとほっぺつねるのも忘れるほど。
「タクシーの運転手さんが届けてくださったの」
「キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
あまりのことに思考が止まり、私はただ、
だ。
と思いました。次にはベックさんがよく言われる、
「主ニハ不可能ナコトハ何モナイ」
そりゃ、主の力をもってすれば、タクシーに忘れた唐揚げを届けるくらい、屁でもない。でも…
感動しました。
自分の中では、絶対、ありえないことが、やすやすと起きたことに、すごく感動しました。タクシーに唐揚げを忘れなかったことを思うと、
忘れてよかった。
。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
変な原理ですが、主のご栄光を見せていただきました。例えば、不治の病から一命を取りとめたとしたら、人生観変わりますよね。でも、病気にならず元気なままだったら、健康なのがあたりまえで感動も感謝もない。それに近いかも知れません。
小泉姉妹に、どうしてタクシーの運転手さんがここに届けてくれたのか、私の居所がわかったのか、理由を聞くと、
「ここに入って来るのが見えたんですって」
でも…私、タクシー降りてから迷ってるんですけど。
それとも、運転手さん、私の美貌に、思わずストーカーと化して後をつけた?な〜るほど。
そんなわけないやろ〜( ̄‥ ̄)=3 フン
やっぱりイエス様。そうとしか思えません。
俄然、元気になって、このご栄光を得意になって姉妹方にしゃべりまくったのは言うまでもありません。よかったよかった。別に、何の得したわけでもないのに、奇跡を見せていただいたのですから…。それなのに…
横浜帰るのに、横須賀線に、またゴディバの紙袋忘れてしもたやんけ〜
(唐揚げ入れてた空のタッパー2個、子供の雨具、み言葉カード3枚入り)
もう、つける薬なし!!!