発売中

1月18日、「女性自身」発売日。
近所の本屋に買いに行きました。念のため店頭で中身チェックして、3冊カウンターにもっていったら、
「(3冊同じ雑誌なことに)あれ…」
と店主。
「何かあるの?」
顔馴染みだけど、仕事の話などしたことなかったのが、
「書いた記事が載ってます」
はい、P.74〜『シリーズ人間』ですね。
で…ページ開くと、あの、エクボくっきり、百万ドルの笑顔が大画面で…読者をお出迎え
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
「すごいでしょ。96歳ですよ」
「すごい、すごいよ」
真面目な店主、圧倒されてます。
何が凄いって、こちらは、
「96歳にして、この可憐さ( ・∀・)ノ」
のつもりが、
「96歳で、この笑顔はすごい」
(  )━(゚  )━(Д゚ )━(゚Д゚)━━ !!!!!
聞けば、主人の父親が96歳。特養老人ホームに入って車椅子だと。
確かに、96歳なんて、生きてるだけで、ある種、凄い。それが、一人暮らしして、国内外飛び歩いてて、今年もニューヨークやサンフランシスコに行く予定…。私としては、この、笹本恒子さんを、
国宝に指定したい
。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
かの笹本先生からは、発売日前日に電話をいただき、
「さっき、お使いの男の子が来て、貸し出した写真を返してくれたわ。で、『女性自身』ももらいました」
「お使いの男の子」は32歳らしい。32歳で「男の子」もないものだと思うが、96歳にすれば、3分の1しか生きてないということだし、まあ、よかろう。3時間も長居して、先生、ワインを出してお土産まで持たせたらしい。
「貸し出した写真」というのは、記事に使われている写真のことですね。編集部で撮影した写真以外は先生の持ち出しです。
「まぁ、あのくらいならいいでしょう」
というのは…。
先生ご自身が、あまり語りたくない二度目の結婚相手のこと。先生を奈落に突き落としたといっても過言ではない男のことです。この辺のところ、個人的にはもっとえぐりたかったのですが、先生の方でNGが出まして、かなりマイルドな仕上がりになっています。それでも、他の雑誌記事とは違うアプローチで迫れたのではないか、という自負はあります。
健康や若さの秘訣、聞いたって、仕方ない。
激動の時代を潜り抜けて、1世紀近くを生きた。
そのドラマに、少しでも近づきたかった。
扉の写真を見るだけでも結構です。
こういう方のいることを、知っておいていただきたいです。

満足以上の、忘れられない仕事になりました。