滝沢家の内乱(1)

皆さま、エナジーチャージで少々留守にしておりました<(_ _*)>
別に、
下呂温泉草津に行ってたわけではございませんので。(7・6ブログ『石堂先生のこと』参照)
ま、色々あったにはありましたが…f(^ー^;
さて、久々にフラリと観劇に出かけました。
加藤健一プロデュース100本記念
「滝沢家の内乱」
場所は下北沢・本多劇場
本多劇場と言えば、私が先月、公演した舞台も下北沢。
「下北沢で舞台やるんですけど…」
と、恐る恐る言うと、素人の人は簡単にこう言う。
本多劇場?」
シ━━(^(^(^(^(^(^ω^;lll)━━ン
被害者意識の強い小心者としては、
「すみません」
と謝るしかなかった。
「次回は本多劇場で…(-_-;」
ハッタリをかました。
愚痴は良いとして、演劇の街、下北沢の顔と言ってもいい本多劇場
ちなみに、加藤健一、1990年以降、この本多劇場がホームグラウンドと言ってもいい。
プロデュース公演
加藤健一が役者だけでなく、戯曲(ホン)の選抜からスタッフ・キャスト…に到るまで決める。
はい、「Women」もプロデュース公演でした。ふたご座っていう、チームの…。
気がつけば『ふたご座代表』にされていた( ̄▽ ̄;)
それはそれなりに面白くもあり、舞台作りの裏側を知ることは、とても刺激的で勉強にもなったものの…
苦労も多い。
この本多劇場、座席数は約400席。私が観劇した19日は追加公演(元は休演日)だったのですが、7〜8割の入り。朝日新聞にデカデカと記事が出てたし、「好評につき」追加公演なのでしょうから、メデタイ…とは思うものの…。
全12回公演…ということは、約5000人。
公演期間12日で5000人の客を呼ぶ…
これが、
ジャニーズとか、韓流スター…
なら、さほど苦労はないかもしれない。でも、
「滝沢家の内乱」は加藤健一と加藤忍加藤健一事務所俳優教室9期生)の二人芝居。
加藤健一のプロデュース100本記念
という名目で、ある程度の客は確保出来るでしょう。
でも、
5000人と言えば半端ではない。
この「滝沢家の内乱」の「滝沢家」とは…
ジャニーズの滝沢秀明の家族…
…なわけないやろ〜(#`皿´)<怒怒怒怒怒怒!!!
文学史上、誰でも名前だけは知ってる「南総里見八犬伝」の作者、滝沢馬琴の家庭なのですね。
いかにして、28年の歳月をかけて「南総里見八犬伝」が出来上がったか、その舞台裏のお話です。
拙作「Women」の公演は「しもきた空間リバティ」が約100席。5回公演で500席。これが大体うまったものの、
500席うめるのに、どれだけ頑張ったことか…
もう、あんな苦労出来ないよ〜したくないよ〜(/-\*)
みたいなところはあります。
加藤健一大先生を引き合いに出すのは非常に僭越ですけれど、
5000席うめるのには、並大抵の苦労ではない。
ここで声を大にして言いたいのは、
良い作品だから、客が来るとは限らない。
加藤健一はプロデュースにあたり、戯曲を選りに選るようです。その姿勢は、
観客に媚びない。
ヤァ \(⌒∇⌒(⌒∇⌒(⌒∇⌒)⌒∇⌒)⌒∇⌒)/ ヤァ
月に何度も観劇してたことがあって、
大劇場で有名俳優が出てても…
空席が目立つことも…。
だって…そういう舞台って、平気で10000円近いお金取りますから。
思えば、舞台の客層って実にコアですよね。「Women」は前売り3000円で、舞台公演としては安いけど映画に比べれば全然高い!ハードカバーのベストセラーだって2冊買える。劇場まで足運ぶのも一苦労…だったり。
正直言って、高いお金出して観た分、満足出来るかというと、そうでもない。
極めて贅沢な趣味だと思います。
ごめんなさい。夏バテのため、続きは次回に…。
"+;・ο。.・;+:+.。ο・;+*:゜・☆ヾ(・ェ・。`U 了└|力""├♪"