劇場視察

この間、顔合わせをしたばかりだと思っていたら、気がつけば、
初日まで秒読み。
来週の金曜やんけ。
((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
今回、石川プロデューサーのお陰で、充実したスタッフが揃った。先日、稽古場にお借りしている劇団ポプラの稽古場を覗いたが、照明、音響、演出家…。とても息が合っていて、気持ちが良い。役者も役作りに専念し役者間の交流もあり、稽古場自体が非常にいい雰囲気だった。午後1時から9時まで、みっちり稽古するのだから、恐れ入る。
私は安心して、初日を楽しみに待てばいい。
のかもしれないが…。
すごく、不安。
すごく、緊張。
昨夜、石川さんから、
「動員数が、まだまだ足りません」
というメールを受けて、不安は最高潮。
アセアセo(^^;o)Ξ(o;^^)oΞo(^^;o)Ξ(o;^^)oドウモ〜♪
今日は朝から、メールやら手紙書いて営業活動。それから、下北沢に出向き、劇場視察。
実を言うと私は、まだ、
劇場を見ていない。
というのも、去年の12月、石川さんと「しもきた空間リバティ」の予約に行った際、劇場は使用中で見せてもらえず、参考までにと同ビルにある
Geki地下リバティ http://www.liberty-entertain.com/
という別の劇場を見せられたのだ。そこで、担当の多賀谷さんの言った言葉がふるっている。
「ここを見てから『空間リバティ』見たら、がっかりしますよ」
ネオキワル〜 ~~ヽ(▼o▼) オイッス〜
Geki地下は空間より契約金も高い。
「Geki地下は、まだ空きがありますから、変更も可能ですよ〜」
YAH♪☆0(^^0)*^^*(0^^)0☆♪YAH
悪魔の囁きであった。
そして半年後、ようやくのこと、「空間リバティ」を視察する。
ぷーんとした木と埃(ほこり)の混じり合ったような匂い。
ここでやるのか…。
「ホントに舞台が狭いんですよ」
大山ダイキが言っていた。
この舞台に3台のベッドを並べ、「妊婦部屋」の物語が始まる。
狭いかもしれない。でも、最前列なら役者の息遣いが聞こえるかも。舞台が客席の延長のような…一体感、臨場感。これは、舞台の醍醐味ではないか。
大山ダイキ…。
出番少ない上に、狭い舞台ですまぬ。
(男優の出番は皆、女優に比べ極端に少ない=通し稽古見ながら反省した)
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ
狭い舞台だが、狭さを感じない、空間の広がりを感じさせてくれ。
ヤァ \(⌒∇⌒(⌒∇⌒(⌒∇⌒)⌒∇⌒)⌒∇⌒)/ ヤァ
「スタッフがすごいですよね」
と多賀谷さん。
「美術の内山さんなんて、うちに来てもらえるような人じゃないですよ」
美術の内山勉さん。私はまだ、お会いしていないが、演出の木島さんが呼んだ人らしい。
「あの人、千田さんに可愛がられてた人ですよ」
「千田って…千田是也?」
千田是也と言えば、舞台人なら知らぬ者がない、俳優座を興した人物でもある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E7%94%B0%E6%98%AF%E4%B9%9F
「確か、勉ちゃん、舞台美術協会の理事…ですよ」
・・・(゚ω゚;)(-ω-;)(゚ω゚;)(-ω-;)ウ・・・ウンウン・・・
「今回は、良い作品にしたいから…多少、赤字でも仕方ないと思ってます」
と石川さんが言ってたのは、こういうことだったのかと思う。
舞台は、総合芸術だ。「お芝居」などと言ったら、幼稚園児だってやる。それを「芸術」の域に高らしめるには、美術・照明・音響・演出・役者…。各分野のエキスパートが必要なのだ。あ…勿論、劇作者もね( ̄▽ ̄;)
悪魔の囁きをした多賀谷さんだが、石川さんも言っていたが、非常に良い人であった。チラシを配れる場所を案内してくれ、
「昨夜、プロデューサーから『動員数が、まだまだ足りない』と連絡があり…(-_-;」
と落ち込む私。
「客席がガラガラだったら、役者もヤル気なくしますよね」
すると…。
「大丈夫ですよ(^○^)/ 」
その明るい声に光明を見た私に、
「半分しか入らなかったら、椅子を半分出しますから」
「( 。-ω-)-ω-)-ω-) シーン・・・」
確かに…役者からすれば、客席は満席である。