「リューシストラテー・この町で」

「人蛇対戦 蛇」――恐ろしい映画である。
なんと、あれ以来、
鰻(うなぎ)が気持ち悪くなってしまった。
ちょうど冷凍室に食べ忘れていた鰻を発見。
冷蔵室に移動して解凍を試み、食べる段になって…
食う気しねぇ〜
ε=ε=ε=ε=( * ̄▽)ノノ
それどころか…
冷蔵庫に入ってるだけで、
不気味。
キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
致し方なく、
8歳の娘達に
鰻の大判振舞い!
お子様サイズのごはんの上に、特大の鰻が…
キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
私は、タレの匂いだけをいただきましたf(^ー^;

で、松竹、石川プロデューサーと京王線仙川にある、せんがわ劇場へ、木島恭さん演出による舞台、「リューシストラテー・この町で」を観に行った。
「リューシストラテー」とは…
ギリシャ劇「女の平和」の主人公。「女の平和」とは…。
アテネとスパルタの間で繰り広げられたペロポネソス戦争。何とか戦争を止めさせようとする女性リューシストラテーが用いた方法は、敵味方全ての女性を巻き込んだセックス・ストライキ戦争を止めない限り、セックスをさせてあげない!!というもの。男たちはあっさりと音をあげてしまう。
公務員・会社員・自営業者・看護師などが活動しているミュージカル劇団「タウン」。
「女の平和」上演に向けて稽古していると、イラクで日本人の拘束事件が起きる。
自衛隊を撤退させなければ人質を殺害する」という脅しが、「戦争をやめなければセックスさせない」という劇の構造に通じるとして、上演の可否について、劇団の内部で対立が起こり、それをどう乗り越えてゆくかというのが筋。
劇中劇のかたちをとったミュージカルです。
観劇後、木島さんと3人で近くの居酒屋で飲む。
この舞台、2006年に三百人劇場で公演され、再演。木島さん自身が脚本家、篠原久美子に台本を依頼した色んな意味で木島さんらしい作品とのこと。
この日の木島さん、赤いウールのセーター。それが何とも言えず似合っていた。去年、東銀座でお会いした時とは全然違った。
海千山千の強者(つわもの)というオーラはそのままだが、やはり初対面の警戒心や緊張はあったのだろう。
舞台の感想を織り交ぜながら、雑談。
何と、これから我が舞台「WOMEN」の公演までに7作の舞台を演出するらしい。
ゴルァ━━━━━━(゚Д゚)━━━━━━ !!!!!
「みんな再演だから掛け持ちで( ´∀`)ノ」
は〜ぁ。
「舞台見ながら、こんな演出する人が、どうして私の台本、褒めてくださったんだろう…と思って」
私は殊勝なことを言った。そして、
「でも、同時に、あの脚本をこの人が演出したら、凄いことになるんじゃないか、とも思いました」
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
石川さんも木島さんも笑った。
「『自分』を『信じる』ことが『自信』なら、私は致命的に『自信』の欠落した人間で、ですから、この台本を『直すところがない』と言われて、逆に戸惑って、どうしよう…と困ってしまいました"(-""- )"」
そう言うと、
「直すところは、スチュワーデスの『海外線』を『国際線』にして」
「イクナ--(゚∀゚)-( ゚∀)-( ゚)-( )-( )-(゚ )-(A゚ )-(゚A゚)--イ!!!!!」
ううむ。
「あの〜石川さんからも、『男が書けてない』と言われたんですが」
自ら墓穴を掘るのである。
石川さんから、女優はスンナリ決まったものの、男優が難航していると聞く。何でも、男優のセリフも出番も少なく、見せ場もなく…「やりたい」と思わせないらしい。
…無理もない( ー_ー)ノ
だって、
男を書く気、なかったんだもん。
ウヒャ━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━ !!
「まぁ、男優立たせてみて、足りないところは補う。そんなところでいいんじゃないの?」
こちらでテーマに即して味付けします、というところらしい。
「だって、子供を産む、ってことになれば、男なんて添え物でしょう」
はいはいはい。そうです。そうなんです。
「演出家って職人ですか?」
「職人だね。脚本は芸術だけど演出は職人」
謙遜な言い方だと思うけれど、腕に自信のあることはわかった。台本の足りないところは、演出で埋めてくれると言うのだ。
ラッキー〜!
。゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
「あの〜今日もゴム草履なんですか?」
聞くと、
「そうだよ」
赤いゴム草履を見せてくれた。
どうぞ、よろしくお願いします( ´∀`)ノ