どんどん長くなる。
「おまえ、この頃、原稿書くの遅くない?」
「え、そうかな〜?」
「どんどん書け、って言うのに、遅いよ」
「あ。ブログ書いてるから…」
久々に中目黒でランチした時のSさんとのやり取りでした。いつも打ち合わせの時にはペキンダックさんを交えた3者なので、二人で話すのは久しぶりです。ちなみにSさんは、ケータイ小説『天使の自立〜セレブ妻の冒険』の企画担当。ペキンダックさんは『天使の自立』の主人公である百合子のモデルです。
「天使の自立の作り方」(2月17日)でも述べたように、この小説は
1、取材―事務所で私がペキンダックさんからお話を聞く。
2、それを元に、私が初稿を書く。Sさんに送信する。
3、原稿がSさんからペキンダックさんに送信される。
4、原稿をペキンダックさんがチェックする。
5、チェック原稿がSさんから私に送信される。
6、チェック原稿を私が直す。
7、Sさんを介して、私とペキンダックさんで原稿のキャッチボール。
という手順を一話一話踏んでいます。
ペキンダックさんも忙しい人なので、すぐにチェック原稿が返って来ない。Sさんの言う「どんどん書け」は、「チェック原稿」を待たずに、次回原稿を書け、ってことなんですね。
で、Sさんとの会話の続きです。
「ブログ、毎日更新してるんだろ?」
「(こいつ、やっぱり読んでないな( ̄_っ ̄)フーン)毎日じゃないよ」
「宣伝なんだから、週イチでいいよ」
そ、そんな…。
「週刊 セレブ妻の冒険日記」…???
私のブログを待ってくれてる人達を無視しろ、って言うの?
お客様は神様でしょ〜
私だって、ブログ書くカタルシスとアクセスの手応えが日々の活力
になってるのに〜(*`Д´)φでも、冷静になってみると確かに…
週1、2回の更新でいいよね?
と思ってスタートしました。それが、想定外のアクセスに背中を押されて、週4〜5回の更新になっていました。「書く」ことは楽しいのですが、時間を食って、色々な支障が出てきたものです。
今、改めて過去ブログを見ると…
どんどん長くなってる…(ー_メ)
ほんの触(さわ)りだけのつもりが本題になったり、書きながら、世界が広がり膨らんでゆく…。歯止めが効かなくなる。(色文字などの編集作業も大変→「この色じゃないな」と何度も変えたり( ̄O ̄;です)
つまりそれは…
乗ってる(神が降りる)…(o^∇^o)ノ
ってことなんでしょうけど。確かに、
時間を食う。
「売れてない」から書いてるけど、「売れたら」…
絶対、書けない!!!
私、売れっ子になれないの?なってはいけないの…???(/-\*)
(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!●~*ヒイィィィ!!(>ω<ノ)ノ
困った。どうしよう。
そして…。この、
どんどん長くなってる…
と言うのは…『天使の自立〜セレブ妻の冒険』についても言えることなのです。
当初、始まりの第1、2話は、原稿用紙にして、
5枚足らず
だったんですね。それが…次第に、7枚8枚…と膨らんで…
34話の「ハネムーン編」になると、
10枚〜(もう知らん…( ̄▽ ̄;))
注・特に枚数制限は担当のMさんの方からは聞いていません。「自由に書いてください」と寛大です。
私自身、頭を痛めていました。私が書いた原稿をペキンダックさんがチェックして返す。そのチェック原稿が恐ろしいほど膨れ上がっているのです。私の原稿を読んで、新たに思い出されることが色々あるようでした。
「過去」とは概して、そういうものです。
そういう中で、1話分だと思っていたのが2話にわたったり、「ハネムーン」編も5話に伸びたのでした。
ディテールにこだわるペキンダック千都子
VS
先へ進みたい三輪レイコ
勝利の女神はどちらにほほえむのか…
いや、違った。女神ではない。審判を下すのはSさん(=親父)で、
大概、私が敗北しますC= (-。- ) フゥー
担当のMさんに、電話ついでに、
「一話が長すぎて、読者の負担になってるんじゃないかと心配で…」
と言ったら、
「そんなことないですよ。三輪さんの文章、面白いから」
と言ってくださったので、ドーーーンとに楽になりました。編集者のこんな一言って、すごく大切なんですね。
で、作者の私にも、今後の展開が見えない『天使の自立』…。
「この話、いつ終わるの?」
私が尋ねました。実在するセレブ妻を元にした実話ですから、ペキンダックさんの今後、行く末…がリアルで小説になるわけです。ここだけの話ですが…
今、ペキンダックさんは人生の修羅場です。
Sさんの話では、
「今年の10月に前半が終わるんじゃないの〜?」
だそうです。
( ̄ω ̄)(ーωー)( ̄ω ̄)(ーω−)