男の選び方 その１
さ〜て明日は２月１４日。バレンタインデー。それも日曜日…。
でも、ご時世なのか、盛り上がりに欠けるような。
スーパーで不二家のハートチョコレートが一枚５０円、１０枚入りの赤いパッケージ（５００円）が山と積まれて、よく売れてました。（つい、買っちまったよ(￣０￣;)）
デパートで高級チョコ買うのも良いけれど、何気に配る分にはこの、ハートチョコレートで十分な気がします。可愛くて美味しくて、貰うとハッピーな気持ちになりますよね？
「義理」とか「本命」とか言ってた時代もありましたが…。
付き合ってる相手に、チョコやケーキを手作りするのや、気取ったチョコをプレゼントするのは良しとして…。
「本命」の相手に「好きです！」の告白にチョコ渡すのって、今でもアリなんですか？？？
というわけで…。今日は『天使の自立〜セレブ妻の冒険』をテキストに、女子はどのようにして男子を選ぶのか…アプローチの仕方を考察してみたいと思います。
今でも忘れません。中目黒の事務所で取材を始めて間もない頃…。ペキンダック千都子さんの口から漏れた、この一言。
「男は東大だよね！」
都内にある名門お嬢様大学、その彼女のグループでは、これが合言葉だったそうです。
何というインパクト、説得力！私は心で叫びました。
「もらい！！！ヽ(^∀^*)ﾉあーい♪」
というわけで、『天使の自立』第２話「幸福の鐘」はこの書き出しから始まります。
「男は東大だよね！」
それが、百合子の母校である聖和女子大時代の合言葉だった。お嬢様学校で知られる聖和女子大だが、内輪では、高等部から入るのは「外部」、大学・短大からの入学者は「バッタモン」。どちらも「聖和の子じゃない」扱いだ。百合子は幼稚舎から聖和だった。
一頃叫ばれた「３高」＝高学歴・高収入・高身長…。確かに世間体や外聞は良いけれど、つまるところそれだけで本質を突いてない。「高学歴」「高収入」「高身長」…男の中身ではなく、飽くまで外側、上っ面だけなんです。バブルの産物のように思えます。
一方で…東大＝優秀・真面目・努力家…と言えなくもない。偏見かも知れませんが、「遊び」より「お勉強」が好きな人達だと思うんです。
女子大を出ても就職する気のない百合子は、合コンに励みます。
合コンの誘いは引く手あまた、だった。早稲田でも「あ、いいや…(~_~;)」明治なら「ありえない<(｀^´)>」、中央に至っては「冗談でしょ(>_<)」の世界。慶応がギリギリ「ま、いいか(^_^.)」だが、これは限りなく「義理コン（義理の合コン）」に近い。
すごいですね、シビアですね。でも、これしきで驚いてはいけません。
百合子が初合コンしたのは中三だった。相手は開成の男子。「男は開成だよね」――。「開成＝東大」で、女子大生の百合子が「男は東大だよね」というのと同じだった。百合子は思っていた。山の裾野は広い。ならば裾野から付き合うことはない。どうせなら山のてっぺんから付き合っていこう…。
「山のてっぺんから付き合っていこう」――中学生でこんなこと思うか？o(^^；o)一方で、これぞセレブ〜と私は感嘆したものです。プライドなんでしょうね。貧しい生まれの娘が王子様に憧れるのとは違う。手近な相手と付き合うのは、自分を安売りすることだと思う。裕福な環境で金に糸目をつけず育てられたセレブ…。ニセモノやインチキ、マガイモノ…は許せない。
ペキンダックさんの話を聞いて、私が「いいな〜（＾＾０）＊」と思ったところ…。
面食いでない！
チビでもデブでも関係ない！
脂ぎった二枚目なんて気持ち悪い！
真面目で誠実、優しい人…がいい(^ー^)
誠に、真理をついている！若いのに本質を見抜いていて、あっぱれ…と思いました。東大出て「真面目」「誠実」「優しい」って…、結婚相手として、これ以上の相手はないですよ。（…と、この年になるとわかる(^◇^;)）若い頃なら大抵、「（結婚相手にはいいかもしれないけど）物足りない」ってものではないでしょうか。
女子大時代には、東大主催のサークル３つに所属する百合子。春はテニス、冬はスキーという、いわゆる「ナンパサークル」で、百合子は今で言う「婚カツ」に励みます。「女子大卒業＝結婚」だと決めていましたから。その辺の手際というか、やり方はすごい！
百合子にとって、「結婚相手＝一生で一人の人」でしたから、婚前交渉などありえません。この場合の「婚前交渉」には「キス」も入るのです。テクニカルバージンという言葉がありますが、一種のそれ、かもしれません。男好きするお嬢様スタイルで愛想を振りまき、その気にさせながら、指一本触れさせない！この辺は第４話「婚カツ」に詳しく書かれています。
未読の方は、是非、参考にしていただきたいものです。
例えば…
と…この辺で時間となりました。
「婚カツ」については、次回に持ち越すことに致しましょう。
ＹＡＨ♪☆０（＾＾０）＊＾＾＊（０＾＾）０☆♪ＹＡＨ
